歩いた時期は3月の半ばで、競馬場の桜もほころび始めてているのを眺めながら、南武線府中本町駅を越えて進みます。

途中にサントリー武蔵野ビール工場を見ながら、早くここでビール飲みたいなあとぼんやり考えてました。まだこの時期は緊急事態宣言下で、お酒は外で飲めない時期でした。

酒を飲みながらお花見はまたできるのかなあと思いつつ、さらに奥の府中郷土の森博物館へ歩いていくのでした。

府中郷土の森博物館はプラネタリウムがあることで有名ですが、公園の花々も季節ごとに咲き誇ります。

もう梅は終わってしまってましたが、園内で目を引いた花がハケに咲くエドヒガンザクラでした。淡い白に近い桜の花は幻想的です。
岐阜県から苗木が届いたこの桜は、根尾谷の淡墨桜の子孫だそうで、立派な大木になり、静かに咲き誇っているそうです。
とても幽玄な佇まいの桜にしばらく「ビール飲みたいなあ」の邪心はすっかり洗われました(笑)。

そろそろまたこの桜を見に行こうかと計画を立てたい今日このごろです。