お店はもんじゃ焼きストリート沿いに有りました。この通りから外れた位置にあるかと当初思ってましたが、新しい店構えの店舗の中に擦り切れそうな暖簾台に掛かる暖簾が店の歴史を語っていました。
中は牛丼屋さんのようなコの字型のカウンターと壁に一列カウンター。液晶テレビの乗っかっているテレビ台は、昔ブラウン管テレビが載っていたであろうかなり丈夫な作りになっていました。その下に貼り付けられた番付表の剥さず古いものを重ねたためか、色褪せているのが印象的でした。

とりあえず煮込みと瓶ビールをお願いして、またぐるりと見渡しました。年齢層は思ったよりも幅広く、常連さんから自分のように教えもらったっぽい方までいるようでした。
煮込みは濃い味噌味でビールが進みます。
。。。どうしよう。煮込みが美味しいが濃すぎて煮汁が残りそう。ご飯があったら2合くらいほおり込めるくらいの濃度です。

あれ?擦り切れた「牛にこみ」の塗りのメニュー札の隣に「ねぎ」がある。
もしかしてと、おかわりのお酒とともに聞いてみたら追いネギでした。よし、それ頼みます。
しかし、質問したとき姐さんが急に小声で返してきたのが少し面白かったです。

こうして無事煮込みは食べ切れてお店を出ました。こちらのお店を教えてもらって良かったです。
これで行きつけの店がまたできたようです。