川を下る大きな紅白幕の船2艘。よく見るとその周りを船団を組んで川を下っていました。
和太鼓の正体はそのうちの1艘で、和太鼓の演奏をしていました。それとは別ににぎやかな祭囃子を乗せた屋形船が付き添っています。
先頭はどうやら神主さんかな。お、道と同じく向かう先を清めながら進んでますね。よく見たら猿田彦命もいらっしゃる。
もう1艘にはお神輿が乗っていました。川の渡御は人生初の眺めでした。
お神輿が対岸に近づいてくると、そこに居合わせた着物や法被姿の一団が万歳三唱しているのが見られました。和太鼓演奏の船は小中学生の子たちのようで、橋に差し掛かった時に橋のたもとの方々と手を振っていました。
この船団はどうやら桜橋で折り返してまた上流に戻るようです。

そういえば、橋の上から見下ろしてお神輿などを見ていいもんなのかなあと思いつつも、カメラは下ろさず(笑)写真を撮り続けました。どこの神社かなと写真を撮りながら、ファインダーから見えた神社名の幡を確認して検索しました。
石浜神社、上流にあるまだ行ったことがない神社です。ちょっと前に「小岩の武生」地図に掲載されていた神社で、少し調べていたところでした。
検索で出てきたとき、船で神輿渡御することが載っていた記憶があります。去年の9月に催行する予定がずれて5月に行うと書いてありましたね。それが今日だったようです。
帰ってからSNSでこの祭りのことが流れてきたのですが、100年ぶりの船の渡御だったそうですごい偶然にぶつかったのだと驚いていました。いいもの見させてもらいました。
ふらりと浅草まで足を運んでよかったと思ったひと時でした。