とりあえずの瓶ビールは大瓶。おかあさんは「大瓶だけど大丈夫?」と心配していました。
おつまみにしいたけを頼み、豚もんじゃでいいかなあと飲み飲み焼き焼きしているところに一組のお客さんが入ってきたのでした。
隣のテーブルの方々は、注文の品が来てから初めてもんじゃ焼きの焼き方を知らない模様。。。
店員さんに焼いてもらうという方法もありますが(実は自分が入ってきたとき、おかあさんが名乗り出てくれました)、一人で切り盛りしているので、頼みづらい。
おかあさんから自分が注文したもんじゃ焼きを受け取り、更に焦りました。
味がついていない、昔ながらのもんじゃ焼き。
仕上げで横にあるウスターソースと醤油で調整するガチのやつかー。
思えばここは当に古き良きもんじゃとお好み焼き屋さんでした。
まずマヨネーズが調味料に無いし「これで塗ってね〜」と説明いただいた油には少しごま油がブレンドされた、恐らくお店オリジナルブレンド。
歴史を感じるかなり凹んだ鉄板と火加減のききづらいガス台。そして、最近の浅草とは思えない値段設定。
お隣さん大当たりの店だけど、レベルが違うところに来てしまっている。。。
おかあさん「こちらの方と同じように焼いてください」と言われたお隣さん。
先に焼き始めていた自分に投げてきたー(笑)。
この方、問題ないなと、いつの間にか太鼓判押されてた―。
そして始まるもんじゃ焼き教室。
「明太子は醤油が美味しいよー」と見てないようでちゃんと様子見しながら、アドバイスするおかあさん。
そして無事、2枚のもんじゃ焼きが焼けました。
2杯目の自家製梅酒サワーを飲みつつもんじゃ焼きを楽しむ自分に、「地元民ですか?」とお礼とともにお隣さんに尋ねられる。
地元民じゃあないけれど、高校の打ち上げは大抵もんじゃ焼き屋さんだったので、先輩相伝の技です。
「広島のと味が違いますね〜。もんじゃ焼き」
え?ひろ。。。しま?
隣の方は出身が広島だそうです。
そういうこともあって、ここにも迷いなく入ってこれたんですね。
もんじゃ焼きを迷いなく焼いていたためか、地元民と間違われてしまいました。
うちの世代の高校時代は、もんじゃ焼き屋さんによく行っていたから嗜みなってます、と答えておきました。
その後も隣の鉄板の火加減もみつつ、楽しいひとときを過ごしました。
また、お母さんの様子をみに来てみたいと思いました。
自家製梅酒は美味しかったです。