表通りの浅草駅の出入口周辺は混んでいてたどり着くまで時間がかかります。
しかし、その出入口の近くのこちらから帰るのがいつものルートです。松屋近くの観音通りに静かにあります。

人とすれ違うのもギリギリな広さ。
雨の日に滑りそうなすり減った階段。
確実に背が高かったらぶつかりそうな低めの天井。
その階段おりたところ正面の懐かしい雰囲気の床屋さん。
全てが味わい深いです。
ここを通ると、昔ハマった「クーロンズゲート」という九龍城砦をぐるぐる回るあのゲーム画面を思い出します。

この先の左側には忍者が仕事(給仕)している立ち飲み店の横に出ます。
今日は雨が降ったためか、地下街に水が漏れているようです。
この匂いは昔の営団地下鉄のホームのイメージのひとつでした。今はそんな匂いのする駅が少なくなったように思います。
やはりクーロンズゲートのゲームに入り込んだような薄暗い地下街。
シャッター街になってしまうのかなあと思っていた時期もありましたが、新しいお店が通るたびに出来ていました。
今日も改装中のお店を一つみました。

松屋の出入口につながる通路が見えるところで、改めてここが薄暗いことがわかります。

いつなくなってもおかしくないと思われる地下街。
そんな地下街のお店の一つは満席でした。
いつかどこかの店舗の一つをくぐってみようかと思います。
そのときには、あの改装中の店舗がどんなお店になっているのか見ることができそうです。