5年ぶりに訪れた「樹樹」は変わらず「そのまま」なのが嬉しい
日曜日だが、お客さまと青梅で打ち合わせ。寒空の帰宅途中に喫茶店で暖まりたくなった。
久しぶりに「樹樹」へ行くか!
以前訪れてから5年ぶりである。
羽村街道を駅方面へ向かうが、場所を見失い通過してしまった。店の横にある大駐車場は、なんと満車。諦めようかと思ったとき、店からで出てきたお客さんが気を使ってくださり早々に車を出してくれたのはありがたい。
店の入り口では、社会情勢の変化がうかがえる。以前は遅くまで営業していたが、現在は17時まで。
席は満席に近いが、みな静かに時間を過ごしている。昔からつづくこの店のスタイルは変わっていないし、ある意味では安心できる空間といえるだろう。
窓から眺める景色と、かすかに聞こえる「ビートルズ」は最高の時間をもたらしてくれる
使い込まれたボックスシートに深く腰をかけると、かすかに流れる「ビートルズ」が耳に入ってくる。
一人時間では、心地良すぎてついつい長居をしてしまう。
窓の外の景色も楽しみのひとつで、四季の移り変わりを存分に味わえる。
「樹樹」に通ってしまう理由のひとつといえるだろう。
今日のような「どんより」した冬空もよし。
春、新緑の輝きはすばらしく、ぜひとも体験してほしい。
夏、アスファルトの照り返しで弱った「からだ」をやさしく癒してくれるし、
秋は落ち葉の流れる景色を楽しませてくれる。
また、アジサイと雨。梅雨時期の景色もオススメである。
冬はアメリカン、夏はアイスコーヒーできまり
メニューはたくさんのドリンクや軽食、ガッツリお食事系にスイーツまで豊富にある。以前はランチも楽しんでいたのだが、今回は「アメリカンコーヒー」580円。浅煎り豆を丁寧にドリップしたコーヒーは本当においしい。この店の看板である「トラジャブレンド」もオススメである。夏は、ブレンドのアイスコーヒーがお気に入りなのだ。
窓ごしに景色を眺めながらコーヒーを飲み、軽快なビートルズサウンドに耳を傾ける。「樹樹」の楽しみ方として王道だと思うのはわたしだけだろうか。この空間がいつまでも、いつまでも続いてほしいと願うばかりである。
Cafe 樹樹(じゅじゅ)
〒205-0023 東京都羽村市神明台3-7-2
Tel:042-555-1377
※営業時間は社会情勢により変更となる可能性あり
会計時、レジ横にあったショップカードを手にする。
喫茶店という言葉がマッチする雰囲気だが、「Cafe樹樹」が正しいようだ。