朝早く5時から営業してお昼の12時にいったんクローズ、午後2時に再びオープンすると次々とお客さんたちがやってきます。老若男女、思い思いに湯につかって温まり、事前予約の出来る「おこもりサウナ」でじっくり整う人たちも。お湯から上がった後はおいしいクラフトビールをぷはーー。最高のひとときです。夜は深夜2時まで営業しています。
ロビーには銭湯特有の高い天井を活かした本棚に漫画がずらり。その数は約7000冊。「なかなか新しいものを買い足すことはできないのですが……」なんてスタッフさんが話していましたが、懐かしいラインナップ、改めて読み直したい名作がいっぱい。(ちなみに私は『のだめカンタービレ』を読もうと意気込んでいます。)階段を上がるとじっくり読書に集中できるスペースもあり、なんだか秘密基地みたいです。
お子さん達にうれしい駄菓子コーナーには懐かしいパッケージが並んでいます。親御さんからもらった小銭をにぎりしめ、どのお菓子を買おうか迷っているちびっこの姿を眺めていると、ここが地元の人たちの生活に溶け込んでいることを感じます。
▲じゃがバター1個 ¥300、おいも1本 ¥350、3本¥1000
また秋からは、小腹の空いた時間にうれしい焼き芋や、じゃがバタ―も販売しています。焼き芋はほくほく美味しい紅はるかやシルクスイート。焼けるの待つお客さんの姿も見かけました。じゃがバターは購入後にカウンターでバターを受け取り、間に挟むとゆっくり溶けていきます。ちょっと縁日みたいな気分でいただきま~~す。
街の日常に溶け込む、古き良き新しきなお風呂屋さん。寒さ本番を迎える冬の季節、お散歩の最後に銭湯で温まって帰るのもおすすめです。