駅を降りて、目黒不動へ。
商店街には、「注文靴・修理 十字屋靴店」「中野屋書店」と気になるお店が並ぶ。
お向かいには「洋服修理工房」

靴も服も駅前で直せるなんて、いいな。

かむろ坂を上がっていく。ゆるくてちょっと長い。
桜の名所で有名な坂。

黄色と赤の鮮やかな車は「オリエンタル東京支社」
オリエンタルカレーで知られるこの会社は、昭和20年11月創業みたい。

不動前の商店街が見えてきた。
呉服店の看板。
普段なら行列ができるという「うなぎのにしむら」だが、散歩した水曜日は定休日。

そして、ついに目黒不動・瀧泉寺に到着!

目黒不動といえば、江戸時代の一大行楽地。
三代将軍家光が篤く庇護し、目黒の行人坂(今の目黒雅叙園がある)から、ズラリと店が並んだという・・

でも、今。
なぜか門前には、中華料理の暖簾が一軒だけなのが不思議。

ところが、この中華料理店、丁度開店の時間だったみたいで、
店主さんが店を開けた瞬間、待ちかねていた男性三人がお店に入っていく。
店主さん、笑顔。
そのあとも、また一人、お店に吸い込まれる人。

暖簾にはお名前書いていませんが、「中華料理 天龍」
ネットで見ると人気のあるお店らしい。チャーハンおいしいらしい。

龍泉寺の中は、本堂以外にもたくさんのお堂が。

瀧泉寺の名物といえば、上の写真の独鈷(とっこ)の滝。
湧き水による滝があり、龍の口から水が出ている。
ここは、長く滝行の修行の場だったとか。

今は水かけ不動明王が、参拝者の身代わりに滝に打たれている。

ずっと通りすぎるだけだった不動前駅。
お寺までの道のりも、龍泉寺も、書きつくせないくらい発見多めの散歩コース。

黒いぶどうとは会えなかったけれど。