その、この時期しか味わえない「よっ!今年も待ってました!」のおやつは、埼玉県さいたま市にある「菓房はら山」さんの、栗蒸し羊羹と芋羊羹です。
栗蒸し羊羹は、国産栗がこれでもか!さぁ、どうだ!とばかりにたくさん入っており、栗は甘くてホクホク。羊羹はやわらかい甘みと、どこか外郎を思わせるかのようなネットリ食感もあり、「栗が主役っぽいけど、俺(羊羹)もダブル主演なんで!」と、やさしく主張。従来の羊羹のイメージは、こってりした甘みで一切れで十分、なのですが、はら山さんのこの栗蒸し羊羹は、食べ終えたあとにおかわりしてしまいます。
芋羊羹は、まるでサツマイモそのものの甘みと味わいなのですが、「あ、でも羊羹だ!」と、手を施されている感、満載。
栗蒸し羊羹は10月末から年内いっぱいくらい、芋羊羹は年内の甘いサツマイモがなくなるまで、という期間限定のため、血糖値と相談しながら、なるべく頬張っていたいおやつです。