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亀井勝一郎『大和古寺風物誌』今日も感じるお散歩を。古寺巡りのバイブル
亀井勝一郎『大和古寺風物誌』新潮文庫、1953年
更新日:2025.11.27
★古社寺さんぽ★noteにて運営中さんの投稿
中の人:平城遷都1300年祭が開催された2010年に、奈良で結成された、古社寺の運営支援を行う学生団体「南都古社寺研鑽会」のOB・OGとその仲間たち。noteにて奈良の古社寺が大好きだった元・大学生たちが、今住む地域の「注目の古社寺」を親しみをこめて紹介する「古社寺さんぽ」運営中です。
『大和古寺風物誌』は、亀井勝一郎氏が奈良の古寺を巡り、その思索を綴った随想集で、斑鳩の夢殿で聖徳太子を拝む場面から始まり、法隆寺、薬師寺、東大寺などをめぐり、15年以上続けた巡礼の記録が折々の考察と共に綴られている。
大学時代、奈良のお寺に魅せられた私のバイブルでもあった。
当時、平城遷都1300年祭で賑わうなか、古美術研究会という名の古社寺巡りサークルに入り、信仰というより物見遊山の延長で古寺を巡っていた私にとって、「仏像は語るべきものでなく、拝むものだ。」「今のうちに出来るだけ見ておくことだ。」いくつもの言葉が胸に残っている。
散歩でお寺にふと足が向くとき、本書の”感じる”おさんぽを今も大切にしている。
中の人:平城遷都1300年祭が開催された2010年に、奈良で結成された、古社寺の運営支援を行う学生団体「南都古社寺研鑽会」のOB・OGとその仲間たち。noteにて奈良の古社寺が大好きだった元・大学生たちが、今住む地域の「注目の古社寺」を親しみをこめて紹介する「古社寺さんぽ」運営中です。



