駅からテクテク歩くこと20分、江の川(ごうのかわ)、馬洗川(ばせんがわ)、西城川(さいじょうがわ)の三つの河川が合流、真っ赤なアーチを描く巴橋(ともえばし)が現れ、周辺のなだらかな山々と空が一体になって視界に迫ってきます。

巴橋(ともえばし)を渡り右手に行くと、みよし本通り商店街(歴みち石畳通り)に出られ、ここまで駅から約1.5キロ、通りは、南北に1.4キロと続きます。

三次は、江戸時代から浅野藩の城下町、島根県・石見(いわみ)の銀山街道の宿場町としても栄えた街です。

卯建(うだつ)のにあう町とは??

切妻屋根の両端がせり出し、袖壁(そでかべ)、2階の軒下両側から突き出した壁と一体化させた商家が立ち並んでいます。この形式は、卯建(うだつ)と呼ばれています。

参考:路地裏コレクション7-卯建・袖壁-
http://www.kyoshu-komichi.com/udatsu.html 2025/11/10閲覧

卯建(うだつ)とは、元々火災を防ぐための防火壁の役割を果たし、富と地位を象徴するものでもあり、「うだつが上がらない」の語源なんだそうです、なるほど......知らなかったです。

この辺りは、江戸時代の三次を舞台とした妖怪ものがたり「稲生物怪録いのうもののけろく」ゆかりのスポットがあちこちに。

この歴みち石畳通りを突き進むと、江戸時代の三次が舞台の妖怪ものがたり「稲生物怪録いのうもののけろく」の主人公、稲生武太夫(いのうぶだゆう)の屋敷跡碑や、ものがたりに登場する太歳神社(ださいじんじゃ)にも行けます!

稲生武太夫(いのうぶだゆう)は実在の人物なんです。近くには、もののけミュージアムがあるので、妖怪好きにはたまらない通りなのではないでしょうか?

ご紹介したのは、三次、「歴みち石畳み通り」のほんの一部、下記の公式HP には、盛りだくさんな情報が詰まってます!

関連投稿:
広島県三次市、湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)は、楽しい!!
https://san-tatsu.jp/supporter/reports/2526/

広島県三次市、歴みち石畳通り、三次人形→辻村寿三郎→妖怪博物館のワクワク。
https://san-tatsu.jp/supporter/reports/2535/

参考:
湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)
TEL/0824-69-0111
広島県三次市三次町1691番地4
https://miyoshi-mononoke.jp/

三次観光推進機構 公式ウェブサイト
https://www.miyoshi-dmo.jp/

みよし本通り商店街
http://www.mhst.jp/map.htm

【三次市三次町】太歳神社(ださいじんじゃ) / 三次町の氏神さん
https://www.miyoshi-dmo.jp/play/dasaijinjya/

【三次観光案内所】
*イラストマップその他が手に入ります。
三次市十日市南1-2-23 三次市交通観光センター1F
8:45~17:15
定休日 水曜日・年末年始
TEL 0824-63-9268