TGSは立ち食い蕎麦の略らしい

改札を出て、信号を渡った先の寿司屋の裏手にあるこのお店。蕎麦屋らしからぬスタイリッシュな店名の由来は、高島平6-2-2にある立ち(T)食い(G)蕎麦屋(S)なのだそう。卵かけご飯をTKGと言うノリで、分かればとても覚えやすいです。

立ち食い蕎麦屋と言っても、テーブル席の方が多く、グループ客と一人客は半々くらい。立ち食い席は窓際にあって、壁に向かうより気持ち良さそう。
女性一人でも入りやすい雰囲気でした。

健康にいい鴨油とお出汁のあえ蕎麦

食券を買って待つこと数分。番号札で呼ばれ「あえ蕎麦」(550円)を受け取りました。

蕎麦の上にはジューシーな鴨肉、ネギ、ナルト、甘く煮たおあげ、鰹節と出汁の専門店「池田家」の「生ハムのような食べる削り節」がたっぷり乗っていました。

ちなみに池田家さんはお隣の西高島平駅から徒歩圏内にあるお店で、この削り節は無印良品などでも取り扱いがある人気商品です。あえ蕎麦の出汁もこの店の鰹節を使っているそうで、鴨油と供に蕎麦と絡んで美味しいのなんの。

店の前にあったメニューによると、鴨肉には血圧低下や悪玉コレステロール減少に役立つ不飽和脂肪酸が豊富に含まれているそう。
この健康的で柔らかい鴨肉が4枚も乗ってこのお値段は嬉しい限り。男性陣は温玉と出汁ご飯がついた850円のセットを頼む人が多いようでしたが、私は単品で十分。

手頃な価格で贅沢な味が楽しめる、大満足の一杯でした。