1971年に日本マクドナルド第一号店が東京銀座にオープン以来、一気に日本で広まったアメリカ発のハンバーガーですが、

日本初のハンバーガーチェーンとして1970年設立の「ドムドムハンバーガー」は、和と洋のいいとこ取りのような独創的なメニューが人気です。

甘辛チキンバーガー、エビカツバーガー、手作り厚焼きたまごバーガーなど、日本の食卓とハンバーガーの融合を試みたメニューが、ユニークかつ日本人の味覚に見事にマッチします。

さて「お好み焼きニコパン」税込590円ですが、カフェの看板メニューのコッペパンサンド「タマゴサラダ」と、「ドムドムハンバーガー」で人気の「お好み焼きバーガー」をドッキングしたスペシャルなサンドです。

実のところ、常に大盛ご飯じゃないと物足りない筆者は、「お好み焼きニコパン」に過度な期待はかけていませんでした。

どうせ、お洒落サイズ、つまり小ぶりのコッペパンサンドなんでしょー、と正直思ってました。 

ところが、意外にも、ベースのコッペパンですが、ふっくりふんわり、思ったより大きい、当たり前ですが、遠い昔、給食で食べたバッサバッサのコッペパンとは似ても似つかぬ味わいであります。

サンドの中身は、タマゴサラダ+お好み焼き+甘辛ソースなど、トッピングは、もちろん、かつお節です!

ガブリ! とかぶりつくと、たまごサラダ、お好み焼き、ソースが一体となって口いっぱいに広がりました。

なにより気に入ったのは、タマゴサラダなどの中身、ソース、トッピングのかつお節が、コッペパンと違和感なく溶け込み、サンドイッチとして当たり前に美味しいところ。

食べ応えですが、定食屋で常に大盛ごはんを頼む筆者レベルで、腹6分くらい。思ったより、ボリュームありました。

普通の食べっぷりの人なら、軽めのランチ、朝食に、ぴったりなのではないでしょうか。

併設の服飾グッズ売り場では「BURGER in the 80’s~あの日のハンバーガー~」限定商品が、目移りするほど並んでいます。

80年代とハンバーガーをモチーフにしたクッション、スエット、ストラップ、キーホルダー、ポーチ、マグカップ、バッグなどなど多彩なグッズや服が、所狭しと展開されてますので、ひとつひとつ手に取って見るだけで胸キュン必死、時の経つのを忘れます。

遅めのモーニングやランチのついでに、80年代レトロに浸りきるのも悪くないかも知れません。世代間ギャップを埋めるきっかけにもなりそうです。

しかし、80年代ってこんなにお洒落だったでしょうか。リアル昭和世代としては、ダサダサ80年代のイメージが1周回って「niko and ...」によって胸キュンな時代に変身、と言ったところでしょうか。昭和レトロブーム、まだまだ続きそうですね。

*「お好み焼きニコパン」は、「niko and ... COFFEE」各店舗にて5月12日まで販売。「ドムドムハンバーガー」では、「お好みニコパン」の取り扱いはありませんので、ご注意を。その他の詳細は下記サイトにてご覧ください。

店舗:「niko and ...二子玉川ライズ」
東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ タウンフロント4F 
電話 03−5716−3027 営業時間 10:00〜20:00

概要:「株式会社アダストリア」プレスリリース
URL/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002090.000001304.html

特設サイト/「BURGER in the 80’s~あの日のハンバーガー」
URL/https://www.nikoand.jp/burger_in_the_80s/