カウンターとテーブルあわせて10席ほどのコンパクトな店内は、平日の13時をまわったタイミングでもほぼ満席......。お店の方の快活な声と、黙々と料理を頬張るお客の皆さんとのコントラストが印象的です。

今回ボクがオーダーしたのは、「肉入りチャーハン」。

まもなくして登場したそれは、チャーシューが豪快に盛り付けられた逸品!空の胃袋を刺激するには充分です。

“旨味オイル”でコーティングされたライスは、ほどよくしっとり。ドライさとのバランスは良好で決してベタつくことはなく、甘味をほんのり漂わせ、噛むごとに自然とボクの口角を上げてくれます......ニンマリ。

さらに、ライスの余熱はチャーシューの脂を緩ませます。凛としたチャーシューにトロッとした“隙のようなもの”ができ、ライスとの一体感がより一層増すかのよう。脂の旨味がチャーハンの消費速度を一段階上げてくれること請け合いです!そして、完食までそう時間が掛からなかったのは言わずもがな。

お店の方にお礼を告げて、ごちそうさまでした!


さて、食べ終えたら、「護国寺」へ。

観音堂(本堂)をはじめ、敷地内には重要文化財や指定文化財が多く配されています。すべて写真を掲載するのは難しそうなので、ほんの少しだけお裾分けです。

チャーハンの美味な余韻と、貴重な建築物たちに浸かる昼。

文京区にお越しの際には、ぜひに。


【撮影機材ログ】
Nikon Zf × NIKKOR Z 26mm f/2.8