<趣意>
恥ずかしながら私はモノグサ者なので登山ではほとんどゴハンはつくりません(めんどい…)。 そういうわけで登山後のおいしいご飯屋さんを物色中です。
 
<メインディッシュ>
●国産本ロース豚丼
お食事のメインメニューは「国産バラ豚丼」と「国産本ロース豚丼」の2種類です。今回は「国産本ロース豚丼」をいただきました。すこし厚みのある豚ロース肉が一口サイズに刻まれて白いご飯の上に乗せられています。女性でも子どもでも食べやすいような配慮でしょうか。
ひとくち食べてみると炭火焼の香ばしさが広がります。タレは醤油ベースの甘ダレです。しかしけしてクドすぎず、甘味はしっかりと感じるのに後味はあっさりした印象です。いやなベタつき感はありません。サッパリしているのでさくさくと食事が進みます。
豚肉はとても柔らかくしっとりした舌触りです。炭火焼の香ばしさ、醤油ダレの甘み、豚肉の旨みの3つが口の中でしっかりと組み合わさって美味しさが際立ちます。丼にのった白髪ネギも口直しに嬉しいです。単品もありますが、定食のセットで味噌汁か豚汁の2パターンがあります。

<私なりの楽しみ方>
登山帰りに気軽に入れてお肉とご飯をガッツリと食べることができて嬉しいお店という印象です。
北海道の十勝豚丼の専門店ですが北海道発祥のお店というわけではなく店舗も神奈川県内に限られるようです。もちろん北海道のお店でなければ十勝牛丼を提供してはいけないということではありません(九州ラーメンだけど東京にしかないお店もありますしね)。そういうわけで本場の北海道のお店というこだわりがなければ十分に満足できる美味しい豚丼だと思います。
十勝豚丼の特徴のひとつとしては調味料として山椒を利用することでしょうか。「なまらうまいっしょ」さんでも山椒は用意されています。醤油ベースの甘ダレであり、鰻の蒲焼きのタレとよく似ているように思えます。そのため山椒がよく合うと感じます。辛味噌もあるのですが、こちらも山椒がブレンドされたものでした。どちらも味変にピッタリだと思います。
そのときのお腹の空き具合で丼の量やサイズを自在にカスタマイズできるところが嬉しいです。サイズだけでなく肉・ライスともに個別に増量できます。またタレの量なども注文時にアレンジできるそうです。タレが美味しく、さらにこれに各種調味料を組み合わせることで豚肉がなくても何回かお代わりできそうなほどでした。
ごちそうさまでした!

<店舗情報>
「なまらうまいっしょ 本厚木店」
所在地: 神奈川県厚木市泉町4-1
アクセス: 小田急小田原線「本厚木」駅、徒歩3分
 
<補足>
店内はカウンター席(10席くらい)、4人掛けテーブル(4卓くらい)です。
豚丼以外にはランチに限定メニュー(バラ肉の焼肉定食)があります。そのほか一品料理もあります。
丼のサイズは小盛り~なまら盛り(2倍サイズ)の4種類です。肉だけやライスだけの増量も可能です。
卓上の調味料は山椒味噌、ニンニク醤油漬、七味唐辛子、山椒、白ごまです。
 
<付近の山>
相州アルプス(経ヶ岳・仏果山など)
大山
三峰山(丹沢)
関東ふれあいの道
 
(2024/08/07 上町嵩広)