青梅のこみちの製麺所「幸太郎うどん」をただ啜るしあわせ。

青梅までうどん。
途中色々な引かれる後ろ髪を振り払い辿り着く『幸太郎うどん』。
上石神井の『正太郎うどん』で修業されたと聞きずっと恋焦がれてました。

『お水』『ご自由にどうぞ』『頭上注意』。
手書きの文字に感じるセンス。
白い壁と天井のこじんまりと清楚な店舗。
さりげなくドライフラワー。
柔らかでオサレなご夫婦なんだろうなの人柄が伝わる居心地。

茹でる時間を待ち届く『肉付けうどん』。
主張する並で450gのうどん。

わしっとつかみつけ汁に浸し頬張ると、ごんぶとながらもっちりと柔軟。みっちりと詰まる小麦を感じる心地の良いうどん。
濃い色の汁は、やさしい甘みと醤油の尖がりのバランスよく、味が染みるたっぷりの泳ぐ豚とともにうどんを啜るしあわせ。

ただ静かにうどんを啜り、たまに箸休めの大根をぽりぽりする。

食べ進めると顔を出す一反木綿のような耳に感激。

むっちりの生地を噛み締めて満足する。
とても丁寧なうどんとつけ汁からも滲む人柄。

青梅に行くことが増えそうです。