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武蔵境の「珍々亭」で油そばでなくワンタンメン。
JR武蔵境駅から5分
更新日:2023.08.01
ひつじ堂さんの投稿
東京のにしがわからあれやこれや。
武蔵境の「珍々亭」が祝日だけど営業してるを電話で確認して自転車を走らす午後。
油そば発祥のお店と呼ばれているところ。
14時すぎに到着すると並びなくラッキーと暖簾をくぐりこんにちは。ほぼ全員油そば一択の中、汁ラバーなおいらは俺一択のワンタンメンをお願いする。
油そば、油そば、油そばと配膳されたあと、滅多に出ない汁ものだからか少し慣れない手つきでプルプルと震えながらゆっくりとワンタンメンがやって来る。
澄んだ茶のスープに麺が沈み、モリっと浮かぶワンタンとメンマとチャーシュとワンポイントの添えられるナルトに気持ちが上がるいつものノスラーな麺顔。
レンゲで啜るスープはやさしくてコクある飲める醤油。これこれと沁みて、ぴろぴろと泳ぐ皮に詰まる餡と味沁みるメンマの歯応えにおいしいと呟き、プルンとした中太の麺をズズずと啜り上げるしあわせ。
並でもけっこうな麺量が沈むラーメン。肉は噛んで噛んで染み出る旨みのイカす肉。
カウンターの向こうを行き来するベテランおばちゃんズの連携プレーに見とれながらおいしいなーと箸を進めていると「残り3玉~」と飛び交う会話。
14時40分頃に麺切れで閉店。「ごめんねー、麵無くなっちゃった」と宣告されるぽつぽつと来店する客たち。
あぶな。通常の16時までなんて余裕持って来ていたらありつけなかったワンタンメンをしっかりと味わって、スープを飲み干して余韻に浸るしあわせ。
気持ちよくおばさんズに見送られてごちそうさま。
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