お店のホームページを確認すると、大正4年の創業。曾祖父の方が鳩山家の料理担当だっという歴史があり、たいへん期待度があがります。
東向島駅に到着して足取り軽く7分ほど歩いて行くと、大通りから少し路地に入ったところにレトロかわいい鳩家のお店が出てきました。
11:30開店と同時に入店したので、初めはすいていたのですが、しばらくするとお店は満席に。
忙しくなってきてもお店の奥様は感じが良く丁寧な対応をしてくださり、このホスピタリティの良さに老舗の風格を感じました。
オーダーしたのは鳩家ランチセット。
ワンプレートにハンバーグとエビフライ、パスタにポテサラ・・・
まるで大人のお子様ランチ。夢のようです!
ここにライスとスープがついています。また追加料金でホットコーヒーを付けることが可能となっていました。
ハンバーグはきめの細かいお肉でふんわり食感。コクのあるデミグラスソースがグッと味をまとめます。
エビフライは軽やかに揚っていて、サイズも大きい。
プリっとしたエビは衣の先までしっかり身がついていて食べごたえがありました。
なお、夫は鳩家ランチのライス抜きとヒレカツサンドという変則的なメニューをオーダー。
鳩家ランチとヒレカツサンドの二者択一がどうしてもできず、お店の方に相談したところ、この変則的なメニューを快諾して頂きました。
しかも鳩家ランチはライスを抜いたので100円引きにしてくださいました!
・・・もう感謝です。
他のお客さんの様子を見ていると、ランチをオーダーした後に、お土産用にヒレカツサンドを追加で注文している方が多かったので、ヒレカツサンドは人気メニューの様です。
なお、12:00になったころ
「ポッポ~、ポッポ~・・・」
という軽快な鳩の鳴き声が店内に広がります。
懐かしの鳩時計の音色です。
鳩家だけに鳩時計。
レトロかわいさ倍増です。
イメージ通りの町の洋食屋さんの雰囲気と確かな味に満足したあとは、向島百花園に向かいました。
向島百花園の中は桜のほか、いろんな花が満開を迎えて春を告げています。
風に舞う桜の花びらがきらきら光る池の上に散らされて幻想的な風景を作り出していました。
なお、レストラン鳩家から向島百花園は歩いて数分ほどで到着します。
老舗の洋食ランチと向島百花園を組みあわせたら東京下町散策がグッと充実したものになったのでおすすめです。