四ツ谷駅から徒歩で約5分ほど、たい焼きで有名な若葉の向かいにオープンしている台湾カフェの「四ツ谷一餅堂」での出来事。

窯焼きで、焼きたての「胡椒餅」と台湾朝食の定番、豆乳ベースのスープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」を事前に調べて、お店にむかいました。

店内はアジアンテイストのインテリアがおしゃれで、台湾の利用客と思われる外国語の会話があちこちから聞こえてくるので、まるで台北市内のカフェに立ち寄ったみたい。

まずは、レジで注文してから席に着くスタイル。レジカウンターでメニューを眺めます。

本格的台湾グルメが提供されるのでメニュー表も「胡椒餅」、「鹹豆漿」、「酥」など見慣れぬ文字の表記です。

ここは慌てず、事前に調べていた胡椒餅と鹹豆漿(シェントウジャン)を頼んだ・・・つもりでした。

しかし、見慣れない料理名にちょっとテンションが上がっていたのでしょう。

「鹹豆漿(シェントウジャン)」と思って注文したのが「豆漿(豆乳)」だったのです・・・

メニュー表の「豆漿」を指しながら注文した時に、スタッフの方に
「温かいものにしますか?それとも冷たいものにしますか?」
と聞かれた時も、自分の間違いに気が付かずに、冷たいものってヴィシソワーズ的なタイプと温かいタイプがあるんだろうと勝手に解釈し、落ち着いた声で、「温かいものでお願いします」と言う始末。

注文後、出てきた胡椒餅と豆乳のコンビを見て、初めて間違いに気が付いたのでした。

予想外の胡椒餅と豆乳の組み合わせになってしまいましたが、意外とこのコンビがマッチしておいしい!

胡椒餅が本当に熱々で焼きたてほかほか。胡椒の香り豊かでスパイシーなお肉とネギがゴロゴロ入っています。
パンチの効いた胡椒餅に、まろやかで優しい味の豆乳を合わせると幸せなおいしさに満たされました。

なお、テイクアウトで台湾風のパイ「酥(スー)」の紫芋あんとかぼちゃあんも購入。

こちらのスイーツも初めて出会った台湾グルメ。
軽く温めてから頂いてみると、薄く何層も巻かれたパイがサックサク!
やさしい甘さのあんが絶妙でした。

酥(スー)は夫も初めて食べて、そのおいしさにはまっていました。
ただ、何度教えても名前が覚えられない様子で、

「あの台湾スイーツ、名前なんだっけ。マーかな?」
「いえ、酥(スー)です」
というやり取りを何度も繰り返す状態。

きっと彼ひとりでは酥(スー)を注文したつもりで別の物を頼んでしまう危険性ありです。

次回こそ、鹹豆漿(シェントウジャン)を食べる目標と、夫が無事に酥(スー)を注文できるよう再訪する必要がありそうです。