「さいたま文学館」には無料の図書室があります。資料の貸出は行っていませんが、閲覧は自由です。
「さいたま文学館」の図書室には、ポイントカードがあり、来館するだけでスタンプを押してくれます。ポイントが貯まると特典があります。
私は図書室で、安藤鶴夫さんの短編小説「不二」を読むことにしました。桶川が「寒川町」として出てくると知ったからです。
図書室内にあった「安藤鶴夫作品集5創作2」(朝日新聞社、1997)を手に取り、「不二」を読みました。桶川こそ「寒川町」とあるものの、上野や赤羽、大宮も出てきます。作中「中仙道」とあったので、中山道を歩いた後に読んで良かったと思いました。
桶川は、文学散歩をしながら古い建物も見られて、いい街だと思います。