薬草香るサウナとシングル水温で昇天‼
川崎駅から徒歩で約30分かかるが、筆者はサウナ後の飲酒がセットなので、もちろん歩く。さんたつ読者は、散歩の達人だから、駅歩45分までは行けるのでは?場所は川崎区大島、名前は「小松湯」。住宅街に佇む、川崎のまちの銭湯だ。ユーチューバーやメディアなど様々な媒体に取り上げられている老舗銭湯で、店主は三代目の若旦那。番台には、スパンキーな髪色『ピンク』(※2025年11月訪問時)の女将さん。薪で焚くちょうどいいお風呂に、薬草など香る高湿度のサウナ、そしてシングル水温で、玄人サウナーが集う銭湯になっている。外気浴はできないが、銭湯内にくつろげる椅子が複数脚あり、ホスピタリティー満点だ。実は、入浴後に、最大の楽しみが待っている。
キンキンのグラスで至福の一杯
「ご自由にどうぞ。グラス冷えているのでお使いください」。筆者、サウナ後のもつ焼き巡りがライフワークだが、小松湯に来ると、浮気をしてしまう。なんと、入浴後の飲み物を飲むためのグラスが冷凍庫に冷やしてある。しかも、自由に選んで使えるのだ。では、サッポロの缶ビールを。冷えたグラスに注ぐ。あぁ~、こんなに幸せで良いのだろうか。ありがとう小松湯。三代目の接客、熱いサウナ、冷たい水風呂、キンキンのビール、もう言うことはないだろう。
1本80円、島田屋は大人の駄菓子屋だ。
小松湯から徒歩で約10分、川崎駅からだと約20分。筆者の早歩きならもう少し短縮できる。豚もつの卸、島田商店が併設で営む「島田屋」。もつ焼き、煮込み、もつ刺しがメインだ。しかも、1本=80円という爆安。1000円あれば、サクッと飲んで、しっぽり食べて帰ることができる川崎飲兵衛の聖地だ。店内はカウンターとテーブルがあり、20数席で満員になる。地元にあれば毎日通いたい店。私の注文はいつもきまっている「あるもの全部、塩で」。写真は、ナンコツ、カシラ、シロ、タン、ハツ、レバ、で6本=480円だ。まさに、大人の駄菓子屋。コップ酒を注文し、豚の油を日本酒で流し込む。うーん、言葉が出ない。
お腹に余裕があれば、刺しも頼んでほしい。ガツ(胃袋)、コブクロ(子宮)、ミミ(豚耳)を酢味噌、にんにく醤油のどちらかで注文可能だ。しかも1人前=250円。ここは昭和のまま時が止まった聖地。決して遊び半分で飲みに行ってほしくない。そのまちの酒場には、そのまちの人が作る空気がある。是非、川崎スタイルを堪能してほしい。





