チャペルなので、コンサートホールとは違って、座席は硬い木の長椅子。オルガンは正面講壇ではなく、入口のすぐ上にあるので、席に座ると、後ろから音が聞こえる形になる。演奏者はパイプの陰にいて、その姿を見ることはできない。この日は中世から現代まで、クリスマスの曲も含め8曲が奏でられた。今のオルガンは2009年に設置されたオランダ製で、バッハ時代の音色だそうだ。コンサートホールの大型オルガンとは違って、何か温もりが感じられる音が心地良い。驚いたのは、パイプを鳴らすための風をおこす「ふいご」を人力で踏む方式で、演奏終了後に「ふいご」を踏んでいた学生2人も演奏者とともに紹介されていた。