何やら飛び跳ねるような音が…。橋の下の流れをのぞき込むと…、魚の群れを発見。ボラのようだ。

体長30~40cm、水路の流れに逆らうように群れが泳いでいる。運河には、水面をジャンプする姿も多くみられる。ボラは東京湾にもいる魚だが、水面に群れをなしている姿は圧巻だ。

秋から冬が産卵期、卵は…

これから冬の間が産卵期らしく、そのために海に向かう途中なのかも。ボラの卵巣は珍味のカラスミになる。産卵前のボラをとれば、東京でもカラスミが作れるのか…などと吞兵衛の目でボラの群れを眺めてしまった。

運河沿いのハナミズキは葉が色づいた上、真っ赤な小さい実をつけ、金木犀の香りとともに深まる秋を感じさせてくれる。