読んでも食べても自由に過ごせる空間
自動ドアから入って右側にあるレジで注文と会計を済ませてから、席に着く。
(先に空席を見つけておくことがポイントだが、席がない場合は、定員さんに一声かけておくと、空いた時にお知らせしてくれる。それまでどう時間を過ごすかって? 本屋さんにおいては愚問だ)
ランチは11:00~営業しており、カレーやサバライスなど、個性的なメニューが並んでいるため、楽しく悩みながら選択するとよい。
例えばこちら・・・あまりお腹が空いていないなら、あっさりとした「海苔チーズサンド」。
やっぱりご飯が食べたいなぁというときには「ガパオライス」もあり。辛いものが苦手な私は念のために確認する。
「辛いですか?」
「辛くないです」
よかった、店員さんありがとう。ということで注文したらこんな感じで届いた。
挽肉に、目玉焼きが載っている一品。辛くないのに夏を感じる雰囲気のガパオライス。
ご飯がすすむ。
さて、今回のテーマは喫茶店の偏愛メニューがテーマらしい。
先ほどからさりげなく映っている、いや写している飲み物について触れなければならない。
それこそが私のお勧め、今回の主役である。
そうだ、文庫ソーダを飲もう!
そう、積極的に写真に収めているのが「文庫ソーダ」だ。
ソーダの中に色つきゼリーが入っているもので全5種類(色)あり、岩波文庫の帯の色に合わせている。味もそれぞれ異なっており、
赤(ザクロ)、緑(メロン)、黄(レモン)、青(ライチ)、白(カルピス)になっているらしい。
ゼリーを食べられるように細長いスプーンも付属しているという親切メニューだ。見ながら飲みながら読みながら食べて欲しい。
だって、岩波文庫が並ぶ様は壮観で、いつまでも眺めていたくなるではないか。
ちなみに岩波文庫の色は、ざっくり以下の分類になっている。
赤(海外文学)、緑(日本近現代文学)、黄(日本古典文学)、青(思想、歴史、芸術、科学等)、白(法律、政治経済、社会)。
行く度に違う色を試してしまう中毒性がある。活字中毒の人は気をつけて欲しい。非常に楽しい。また足を運びたくなる場所なのだ。
神保町ブックセンター
https://www.jimbocho-book.jp/