水の都「岐阜県大垣市」を散策してきた

大垣市は「水の都(水都)」とも呼ばれており、地下水が豊富な土地です。

市内各所から湧き水が湧き出しており、「湧き水マップ」によると、なんと29か所もの湧水スポットがあるそうです。

まさに、暑い季節の散策にぴったりの場所ではないでしょうか。

駅を出て歩き始めると、アーケード街にさまざまなお店が並ぶ商店街が現れました。

シャッターが閉まっている店舗も一部ありますが、飲食店や文房具店などが営業しており、どこか懐かしい雰囲気が漂います。

何より屋根があるおかげで直射日光を避けられ、暑さをしのげるのがありがたいです。

さらに歩みを進めると、「水の都」の名にふさわしく、街の中心を風情ある川が流れていました。

川沿いにはベンチが設置されており、夏だからかミストも出ています。涼しい。

大垣市には、川沿いを歩く「四季の路散策コース」と、東西に延びる「美濃路散策コース」という2つの散策ルートがあるようです。

最後に訪れたのは、1535年に宮川安定によって築かれたと伝えられる「大垣城」。

案内看板によると、水門川の流れを外堀として利用するなど、水の都らしい特徴を持つお城です。

大垣市には、複数の湧水スポットや味わい深い商店街、風情ある川が流れる一方で、大型ショッピングモールもあり、さらにはお城まで存在します。

いわば「田舎らしさ」と「都市的な利便性」が程よく融合した街でした。

この夏の散策先に、大垣市を訪れてみてはいかがでしょうか。