アーケードの柱には大喜利コメントつきの写真が飾ってあり、商店街の人の遊び心がうかがえます。全体像はMAPの通り。100mくらいのゆるい坂と小道でできています。
メインの坂にはレトロ喫茶のような佇まいの「洋食 六曜舎」、行列の和食屋「手おしごはん 玄」、肉丼屋、おしゃれなワインバル、オープンなタイ料理屋などが並び、細い路地にも気になる和食屋が。ランチどこにしようかめちゃくちゃ迷います。
四季の庭はマルイにつながっていて、小川が流れる小道を進むと屋根付きのテーブルとベンチがあります。テイクアウトしてここでランチもよさそう。
最終的にこの日のランチは、真牡蠣のスープグラタン(サラダ&ドリンク付き、1200円)が気になった「自然派ワインとタパス 中野レンガ坂 オルガニコ」に決定。インテリアもおしゃれで、1階のカウンター席は女性率100%。2階はテーブル席になっていて、サラリーマン風の人が降りてきました。
入口すぐのカウンター席の前には、シェフが集めている動物のフィギュアがずらっと並んでいました。お疲れ気味のゾウ、カップラーメンをすするカバ、しゃくれたコアラ、にらみ合う2匹のしゃくれたオコジョ(しゃくれ動物多い)など。待ち時間も楽しく過ごせました。
ちなみに店名の「オルガニコ」はイタリア語で、「オーガニック(有機)」という意味。アイスティーについてきたシロップもオーガニックでした。そしてクリームは乳脂肪入りのちょっといいやつ。こういう細かい気遣い、嬉しい。
アツアツの真牡蠣のスープグラタンには、外カリ中フワのパンが付いてきました。牡蠣の出汁が効いているクリームスープに、ちぎったパンをつけてぱくり。美味しい!
チーズは中央付近だけにかかっていて、タイトな服を着ているときなど、重いものは遠慮したい日でもさらっと食べられます。
最後にミルクティーでまったり。バスクチーズケーキも気になるけど、行くところがあるのでまた今度。
他のお店も気になるし、また中野に来たらここにこよう。
中野レンガ坂は、美味しそうなお店がいっぱいの坂でした。