▲BANKSY, Ariel, 2017
▲BANKSY, Are You Using That Chair?, 2005

一見するとよくわからなかったり逆におしゃれっぽいイメージだけが先行したりするアーバン・アートや現代アートですが、
そこに隠された社会へのメッセージや過去の名作へのオマージュなど、作者自身の意図をじっくり考えるととても深く興味深いものだと思います。

▲JR, 28 Millimètres, Portrait d'une génération, Braquage, Ladi Ly vu par JR. Les Bosquets Mont fermeil 2004, 2011
▲JR, The Wrinkles of the City. Mr. Ma, Shanghai, China, 2010

個人的には、アニエス・ヴァルダとのロードムービー「顔たち、ところどころ(Faces Places)」を観てから大好きになったフランスのアーティスト、JRの作品が来ていてとっても嬉しかったです!

キャプションを見ずにいいなと思った作品が、やっぱりJR(上の2作品)でした。
とくに好きな上1枚めの写真は、銃に見えるものがよく見ると…という作品。

▲KAWS, 4ft Companion [Dissected Brown], 2009
▲INVADER, Rubik Arrested Sid Vicious, 2007

今回の展示は各アーティストについての解説も結構丁寧で、じっくり読んでしっかり考えると新たな解釈につながります。

ただ観るだけでなく、「考える」ことまで楽しめたらより充実した時間を過ごせるはず。
ぜひ足を運んでみてください!

—開催概要—
テレビ朝日開局 65 周年記念
MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~

2024年3月15 日(金)〜6月2日(日)
会場:東京・森アーツセンターギャラリー

日~木:10:00~19:00(最終入館18:30)
金・土・祝日・祝前日・GW(4/27〜5/6):10:00~20:00(最終入館19:30)
会期中無休

主催:ICONS of Urban Art 東京制作委員会
輸送協力:Lufthansa Cargo AG
企画制作:MUCA(Museum of Urban and Contemporary Art)