近年、都市における新たな芸術表現やにぎわい創出の仕掛けとして、世界中で光を使用した芸術作品・ライトアートのフェスティバルが開催されています。

その先駆けとされるのが、オランダ・アムステルダムの「Amsterdam Light Festival」。運営元のLACとパートナーシップを結び、開催が叶ったそうです。

アーティストや建築家、プロダクトデザイナーが手掛けた、革新的で芸術性の高い作品が虎ノ門の街の各所に展示されています。

tudio Toer ≪Firefly Field≫ Netherland
ホタルにインスパイアされて制作。風で揺れる無数の小さな光は、ずっと見ていたくなる不思議な魅力があります。

(左)UxU Studio ≪Tornado≫ Taiwan
自然界の破壊的な現象と壮大なファンタジーを融合させた、竜巻をイメージしたアートインスタレーション。

(右)Vikas Patil & Santosh Gujar ≪Nest≫ India
鳥がつくる巣に着想を得て、建築をオープンマインドで見つめなおすためのきっかけとして制作された作品。色が次々に変化します。

(上)laa minawi ≪My Light Is Your Light≫ Lebanon
ネオンで表現された人物たちは難民を表現しているそう。ウィンドウに映った像はより浮遊感が増しているように見えて、勝手にそのテーマを生々しく感じてしまいました。。こう感じたのは、この会場ならではかと思います。

(下)Aether & Hemera ≪On the Wings of Freedom≫ Italy
一羽の蝶の羽ばたきが、はるか彼方で大きな嵐を引き起こす現象「バタフライエフェクト」からインスパイア。

(上)OMA NY/Shohei Shigematsu ≪Five Stars≫ US
ミラーボールのようなモビールが浮遊するインスタレーションは、変わりゆく空気や光の動きを可視化するための手段。虎ノ門ヒルズ駅の改札口から見上げることができます。
 
(下)Gali May Lucas ≪Absorbed by Light≫ UK
3人の人物がベンチに腰掛け、スマートフォンを操作する人々の典型的な特長を表現。顔が画面のライトで照られている様子がリアル。間に座って写真を撮ってみてください📷
  
 
寒い季節には、暖かな光にほっこりしますね🕯️
制作側の意図を知るとまた違う感情で観れますし、自分なりにいろいろ考えることもできます。
虎ノ門付近を歩く際はぜひ観てみてください🚶