志木駅は、乗り換えや川越へ行くときに通過、知り合いが住んでいるらしい、、、
という距離感の駅で、しっかり下車したことはなかったのですが、
この度の散歩の達人No331を手に取ったところ(川越目当て)、
志木や他の特集されている土地もなんだかじわじわ興味深い。
1度も同じクラスになったことはなかったけど、
裏手の家に住んでいる同級生が急にキレイになって街中で見かけた時のような、
そんな興味を無性に覚え、薬膳カフェのこともあるしで、
初志木に向かうのでありました。
そのお店は「Y膳」という薬膳カフェで、何やらクリニックに併設されているとのこと。
志木駅を降りてバスに揺られて10分位で最寄りバス停からは徒歩1分ほど。
可愛らしい構えの「Y膳」では、薬膳料理も食べることができるとのことで、
本日の薬膳メニューの看板がさっそくお出迎えしていました。
前出の先輩曰く、
Y膳の店主兼シェフは、日本や韓国で薬膳の勉強をされ、薬膳の料理教室なども開催されていたとのことなのですが、何より料理仕事がとても丁寧で、根っからの料理好き、薬膳料理を通してみんなの健康を願っているらしい、との情報を入手していたので、ワクワクしながらドアをオープン。
店内はセンスが良く清潔感もあって、こじんまりと10席程の客席でしたが、先客も後客もいらして、穏やか空間をたのしむ愛する空気感満載。
そして、店頭にあった本日のランチに度肝を抜かれました!
えぇぇぇ!!
まるで懐石!!
カフェのランチでないみたい!しかも志木の(失礼)
こんな叫びを心の中でしつつ、さらに価格にびっくり!
1200円ンン!
薬膳茶付きで1500円だとぉ~!!
どれも全て新鮮な素材を手間かけて料理しているとのこと。
そして、ようやくカレーの話なのですが、
カレーはそもそも薬膳のようなものですが(スパイスたっぷり)、
Y膳さんの薬膳カレーは、カレーだけが薬膳なのではなく、
付け合わせの副菜も含めたトータルが薬膳というコンセプト。
副菜の水キムチやトッピングの揚げゴボウや蓮根やらピクルス(トマト)やら、
どれもやさしい味わい且つ美味しくて、
カレーにいたりましては、スプーンにすくって口に入れる手前でスパイスの香りが
口と鼻からINして、華やかなスパイシーさだというのに、強い刺激やキーマカレーのしつこさは全くなくて、スパイシーなのにとてもやさしい味わいで、ターメリックライスは見た目も味わいも薬膳的にもよろしくて、夢中になっていただきました。
副菜の水キムチは、汁ごと召し上がってくださいね、とお店の方から。
この薬膳キーマカレーは、ひき肉とナス、ピーマン、トマト、セロリ、エリンギ、干しシイタケ、人参と野菜たっぷりで、しかも米粉を用いたグルテンフリーなのだそうです。
そしてこの薬膳カレー、テイクアウトもできるらしいです。
お店の方にお願いして、写真を撮らせていただきました。
食後には薬膳茶をいただいて、ほっこり。
何種類かの薬膳茶から選びました。
こちらの薬膳カレーセットも薬膳茶付で1500円(ひぇぇ!)
秋の午後の陽ざしとお店のあたたかさと、薬膳カレーと薬膳茶で、
ポカポカゆったりのんびりとした時間を過ごす事ができました。
またこちらのY膳さんにも来つつ、さんたつ片手に志木も探訪するぞと、
ほっこり思うのでありました。