菅原道真の遺言に、車を引いている牛が臥せた場所に埋葬してと書かれていたことから、天満宮では神の使いとされる臥牛。境内のいろんな場所で見られます。

撫牛とも呼ばれていて、気になる部分を撫でるとご利益があるそう。2021年には、抗ウィルス・抗菌加工が施されたそうなので、安心して触れますね。

写真の牛さんは、楼門北にいました。目が赤っぽく光っているのがチャームポイント。白梅の香りをかぎながら、笑っているような表情が印象的でした。

梅の時期には、別料金で梅苑に入ってお茶とお菓子をいただくこともできるのですが、入らなくても十分楽しむことができました。境内にある、豊臣秀吉が造った御土居の一部は、紅葉の名所として知られています。

透塀(すかしべい)の欄干のカラフルな細工も見どころです。