良く晴れたある日、
「ビックカメラ池袋本店 パソコン館」の壁面の装飾をふと見上げることがあった。
池袋に馴染みのある人間にとってみれば、
この装飾はもう空気と同じくらいに定着した「当たり前」の景色だ。
しかし、スマホが普及して久しい今日だ。
いわゆる「ガラケー」がモチーフになったものがここまで堂々と町に残されているのも珍しい。
スマホ世代の子供たちはどう思って見ているのだろうか。
そんなことを考えながら、ポケットからスマホを取り出し写真を撮った。
変わらない景色でも、いつの間にか懐かしい景色に変わっていく。
街角の見慣れた光景も、たまには改めて見返すと面白いのかもしれない。
歩くのと橋を見るのが好き。