お!おこさまランチ!!!
聞いたことがあったのです。
イノダコーヒのお子様ランチは、大人も食べることができるということを。
よし!
急に積年のお子様ランチに対する想いがあふれ出て、
何故ならお子様ランチとは、8~12歳位で、別れを告げねばならなかったのです。
ある日、突然、急に、前触れもなく。。。
へ、へん!
なんてことないよ!
なんて顔して、実は、お子様ランチとの別れは、子どもにとっては衝撃で、
でも、へっちゃらな顔をして、急に大人の食べるものと同じものを頼むのでした。
育ち盛りだし、味覚や好みもお子様ランチでは飽き足らなくなってきたという現実を、
こども大人の私は認めたくない事実として、そっと奥底にしまっていたのです。
しかし!
こうやって、向うからナイスチューミーチューと、しれっと挨拶してきたのであれば、
行くしかないじゃないですか!!
大人用のお子様ランチを提供するお店がある昨今ですが、
私としては、子どもと肩をならべたい!(子どもはいません)
大人扱いしなくてだいじょうぶです。
ということで、お子様ランチを嬉々として、静かを装い注文することに決めました。
(私)あ、あの、お子様ランチは、大人でも頼めるのでしょうか?
(店員さん)はい!
大人でもお子様ランチが頼めると、知っているのに敢えて再度聞くわたし。
店員さんの、全てを悟ったかのような深くやさしい目と声で、
はい!と返事をしてくださった時の頼もしさときたら。。。
紙ナプキンの上に、スプーンとフォークと、デザート用の小さなスプーンがセットされ、
あとはヤツが運ばれてくるのを待つばかりです。
あ、おもちゃがついてくるのかどうかを、確認しなかったな。
ピーヒョロストローの袋みたいなのが飛び出てくる笛や、
鳥のかたちをした鳥の尾のところに息を拭いて、頭の上で球がまわるおもちゃとか、
そういうのは要らないな。大人になったな。
そんなことを思っていた矢先に、
お待たせいたしました!
お、お子様ラーンチ!!!!(狂喜乱舞!こころの中で)
や、やった!
やったぞ!!
お子様ランチだぞ!!!!!
子どもが好きなもの全部乗せのお子様ランチだぞ!!
まずは、オムライスを食べ、優しい味付けのケチャップライスに、
フワトロすぎない良い塩梅のたまご。
ハンバーグはジューシーで、ソースはデミではなくケチャップ。
付け合わせのポテトは手製の揚げたポテトで、
エビフライはイノダコーヒのロールパンサンドにはさまってるのと同じようなやつ。
色味添えたかったので程度の、ブロッコリーとプチトマトとサニーレタス1枚に、
デザートは固めのプリンと缶詰フルーツ!
昭和の大御馳走ではないですか!
ドリンクは、リンゴとオレンジとミルクとメロンソーダから選べるのですが、
私はメロンソーダをチョイス!
かき氷シロップの原液?のようなメロンソーダを飲んだのですが、そこは大人。
シメには大人のふつうメニューのアイスコーヒと、
季節限定のキャラメルとバニラのムースをいただきました。
胃袋4つなくても、十分やっていけるぜ私!(知ってたけど)
いろいろな勇気の使い方がありますが、
私は、お子様ランチを頼むということに、つかってみたのでした。