2km以上続く圧巻の桜並木
メイン会場となる足羽河原は、JR福井駅から歩いて10分ほど。昭和28年(1953)に植樹されたソメイヨシノ約600本が川の両岸にずらりと並ぶ。特に左岸の遊歩道は、両サイドから花が覆いかぶさるような桜のトンネルが続く。
スマートフォンなどでちょっと下からのアングルで撮影すると、桜の美しさが際立つ一枚が撮れそう。
「ふくい桜まつり」開催中は、河川敷にキッチンカーや屋台も出店。福井のおいしいものを味わいながらのお花見はもちろん、桜に手が届きそうな距離からお花見ができる桜床(無料、予約推奨)もおすすめだ。
日が暮れてくると、花月橋から北陸新幹線までの桜並木約1.5kmがライトアップ。地元の中学生が詠んだ「独楽吟(どくらくぎん)」が書かれたぼんぼりも点り、周囲は幻想的な雰囲気に包まれる。
川の左岸には、LEDを取りつけた桜の花びらをかたどった「紙さくら」が並べられ、河川敷も一面ピンク色に(点灯期間は3月27日~4月5日)。また花月橋周辺はソメイヨシノの大木があり、絶好の撮影スポット。
混雑も比較的ゆるやかなので、狙った位置からライトアップの写真を収めることができそうだ。
樹齢約380年! 昼と夜で表情を変えるしだれ桜
足羽川から徒歩圏内の足羽神社のしだれ桜も見ておきたい。福井市の天然記念物に指定されている樹齢約380年の木は、地元の人たちから「足羽さんのシダレザクラ」と呼び親しまれている名木。四方に均等に垂れた枝がドーム形を描き、下から見上げると降り注ぐ桜のシャワーのよう。
晴れた日の日中は、青空に薄桃色が映えるさわやかな美しさだが、夜になりライトアップが始まると、打って変わって妖艶な表情を醸し出す。しばし、時間を忘れて幽玄の世界へ。
福井城址や一乗谷朝倉氏遺跡にも!
せっかく福井に来たなら、福井駅から徒歩5分ほどの福井城址にも足を延ばしたい。天守台跡がステージのようになっており、咲き誇る桜を見渡せる。ちょっとした穴場なので、視界いっぱいに広がる桜を独り占めできるかも?
時間が許せば、バスで15~25分の距離にある一乗谷朝倉氏遺跡にもぜひ。こちらは戦国時代にタイムスリップしたような風景に、糸桜(しだれ桜)やソメイヨシノなどが淡いピンク色の彩りを添える。4月3~12日にはライトアップも。
開催概要
第41回「ふくい桜まつり」
開催期間/2026年3月21日(土)~4月12日(日)
会場/足羽川桜並木ほか
アクセス/北陸新幹線福井駅から徒歩10分(足羽川桜並木)
【問い合わせ先】
ふくい桜まつり実行委員会(福井市観光協会)☎0776-20-5151
https://fuku-iro.jp/sakura
福井駅周辺5カ所のスタンプを集めると抽選で若狭牛などの豪華賞品が当たる「重ね押しスタンプラリー」をはじめ、「ふくい桜ランタンナイト」(4月4日)などの催しも目白押し。福井駅周辺を周遊できる電動カート「ふくトゥク」(有料)も運行。越前そばや焼きさば寿司、ソースカツ丼といったご当地グルメとともに、いまだけの桜の絶景を楽しんでみては。
文=岡崎彩子 写真=福井市観光協会






