日本一の霊峰のパワーに包まれてリフレッシュ!『THE SENSE FUJI』(山梨県鳴沢村)

逆さ富士が映る内湯(写真=中村彰男)。
逆さ富士が映る内湯(写真=中村彰男)。

河口湖から車15分ほどの、全室温泉付きのヴィラ施設。温泉・サウナを備えた温浴棟を1時間貸し切ることができる。窓いっぱいに広がる富士山の雄姿が圧巻だ。バレルサウナまたはテントサウナ付きのヴィラもある。利用は宿泊者限定。

2階の内湯から富士山の溶岩をイメージした階段を下りると、1階のフィンランド式サウナへ。外のウッドデッキには外気浴スペースも(写真=yOU〈河﨑夕子〉)。
2階の内湯から富士山の溶岩をイメージした階段を下りると、1階のフィンランド式サウナへ。外のウッドデッキには外気浴スペースも(写真=yOU〈河﨑夕子〉)。

『THE SENSE FUJI』詳細

住所:山梨県鳴沢村富士山8545-5/営業時間:温浴棟は15:30~21:30受付(宿泊者専用)

豊穣の海の満ち引きを感じる特等席『太良嶽温泉 蟹御殿』(佐賀県太良町)

グラヴィティサウナは樹齢350~400年の無垢材を加工した、体になじむフォルム。
グラヴィティサウナは樹齢350~400年の無垢材を加工した、体になじむフォルム。

2022年に「有明海の湯」をリニューアルし、マツ科のスプルースの無垢(むく)材で職人が手作りしたグラヴィティサウナと、室温が低めのグリッドサウナの2種が新設された。穏やかな有明海を眺めながら、立って入れる深めの水風呂で体を冷やし、至福のととのいタイムを堪能できる。

水風呂は深さ130~150㎝。多良岳山系の天然水に癒やされる。
水風呂は深さ130~150㎝。多良岳山系の天然水に癒やされる。

『太良嶽温泉 蟹御殿』詳細

阿寒湖畔の大自然と溶け合うような心地よさ『あかん遊久の里 鶴雅』(北海道釧路市)

ペアガラスの特殊加工が施され、ドーム内から景色が楽しめる。
ペアガラスの特殊加工が施され、ドーム内から景色が楽しめる。

2022年に展望大浴場の屋上部に誕生したドーム型展望サウナは、サウナトータルプロデューサーの笹野美紀恵さんが監修。阿寒湖畔のダイナミックな眺望と開放感がたまらない。全面ガラス張りなので夜は月が見えることも。1階・8階の大浴場にもフィンランド式サウナと水風呂がある。

『あかん遊久の里 鶴雅』詳細

鏡ヶ浦の夕日を仲間と分かち合う贅沢『Sea Sauna Shack』(千葉県館山市)

サウナルームにはBluetoothスピーカーも設置。
サウナルームにはBluetoothスピーカーも設置。

房総半島の最西端、洲埼(すのさき)灯台にほど近い房総フラワーライン沿いの貸切サウナ小屋。薪式ストーブのサウナルームには大きな窓があり、外気浴スペースから見下ろす鏡ヶ浦の眺めも格別だ。ロウリュ用のオリジナルバジルティーが選べるのもうれしい。

「日本百景」に選ばれ、夕日の名所でもある鏡ヶ浦。晴天時は富士山も見える。
「日本百景」に選ばれ、夕日の名所でもある鏡ヶ浦。晴天時は富士山も見える。

『Sea Sauna Shack』詳細

青島の潮風と太陽を満喫できるシーサイドリゾート『AOSHIMA SAUNA』(宮崎県宮崎市)

プールの目の前は日南海岸。波の音が聴こえる。
プールの目の前は日南海岸。波の音が聴こえる。

日南海岸に面した『AOSHIMA BEACH VILLAGE(ビーチ ビレッジ)』のプールサイドに立つバレルサウナ。宮崎杉の香りと蒸気をたっぷり浴びたあとは水風呂でクールダウン。プールに飛び込んでもOKだ。外気浴スペースには焚き火も備わっている。

バレルサウナの丸窓からは太平洋がくっきりと見え、地元サーファーが波に乗る姿も(写真=yOU〈河﨑夕子〉)。
バレルサウナの丸窓からは太平洋がくっきりと見え、地元サーファーが波に乗る姿も(写真=yOU〈河﨑夕子〉)。

『AOSHIMA SAUNA』詳細

白樺湖を眺め蓼科山の恵みを浴びる『白樺リゾート 池の平ホテル 』(長野県立科町)

白樺湖と車山を一望する「展望サウナ- Ku(クウ) -」。ロウリュはセルフで。
白樺湖と車山を一望する「展望サウナ- Ku(クウ) -」。ロウリュはセルフで。

2023年4月にオープンした「湖天の湯」の混浴エリアに、温泉露天風呂「湖畔混浴 空」と「展望サウナ-Ku-」を新設。展望サウナは山並みをイメージした曲線がやわらかい印象だ。入れ替え制の内湯二つにも、それぞれフィンランド式サウナが。水風呂は蓼科山系の伏流水を使用している。

混浴エリアの外気浴コーナーと温泉露天風呂「湖畔混浴 空(そら)」。
混浴エリアの外気浴コーナーと温泉露天風呂「湖畔混浴 空(そら)」。

『白樺リゾート 池の平ホテル 』詳細

文=朝倉由貴
『旅の手帖』2023年12月号より