共立女子大学・短期大学
共立女子大学博物館では、2024年度秋季企画展「滑稽にして洒脱-狂言装束の魅力-」を開催します。本展覧会では、表情豊かな狂言面と合わせて、洒脱な表現が心を和ませてくれる狂言装束を初めて展示いたします。
展覧会ちらし(表)
展覧会ちらし(裏)
■企画展「滑稽にして洒脱-狂言装束の魅力-」
会期:2024年9月30日(月)~11月30日(土)
開館時間:平日10:00~17:00 土曜10:00~13:00
休館日:日曜(ただし10/13は17時まで開館)、祝日(ただし11/4は17時まで開館)、10/11・14~16
※休館日、開館時間が変更になる場合があります。 詳しくはカレンダーをご覧ください。
公式HP:https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/muse/
PDFチラシは下記よりダウンロードしてください。
d141237-13-340cb2ae4a8d19e10b73aa527dce6043.pdf■展示概要
狂言は、能の合間に行なわれる芸能で、軽妙さに特徴を持つものですが、その装束に注目すると、美意識の方向性において能装束との大きな違いが感じ取れます。唐織や金襴、縫い取り織などの紋織物の生地で仕立てられることが多い能装束とは対照的に、狂言装束においては、麻や平絹といった平面的な生地にもっぱら染で模様が平面的に表現される点を特徴として指摘できるでしょう。主に下級武士や庶民的な人々の日常的な出来事を軽妙な動きで描写する狂言は、そもそも出発点から芸能として表現しようとするものが能とは異なっているのです。特に素襖や長裃には型染によるしゃれた反復模様が多く見られ、また半袴と組み合わせて用いられる肩衣には、観客の意表をつくような大胆奇抜な模様や可笑しみを誘うような模様が多く見られます。
本展覧会では、表情豊かな狂言面と合わせて、洒脱な表現が心を和ませてくれる狂言装束を初めて展示いたします。
出品作品1.「茶麻地鳴子模様肩衣 江戸時代・19世紀」
出品作品2.「浅葱麻地丸紋散らし模様半袴 江戸時代・19世紀」
■会期中のイベント
【ワークショップ】
演 題:「狂言に親しもう-参加型ワークショップ-」
講 師:狂言師 中村修一氏・内藤連氏・飯田豪氏(万作の会)
開催日時:10月26日(土)14:00~15:30
開催形式:対面(共立女子大学神田一ツ橋キャンパス)
定 員:30名(事前予約制)
申込方法:当館ウェブサイト
【ギャラリートーク】
開催日:1.10月30日(木)、2.11月13日(水)
時間:12:50~13:10(20分程度を予定しています)
当館学芸員が作品の解説をします。
事前申し込み不要。参加をご希望される方は、開始時間に展示室までお越しください。
■入館方法のご案内
1. 2号館入口警備室にお立ち寄りいただき、博物館の展示鑑賞の旨をお伝えください。
2. 入館者票をご記入の上、来館者カードを受け取り地下1階までお越しください。
3. ご鑑賞後は、警備室へ来館者カードをご返却の上お帰り下さい。
■当館公式SNS
X(旧Twitter):https://twitter.com/kyoritsu_museum
Instagram:https://www.instagram.com/kyoritsu_museum/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事
「なに突っ立ってんの?」とすごんできた、仕事に厳しいバイトリーダー【吉田靖直/トリプルファイヤー】
政治家の裏金問題や賄賂、オリンピックに絡む中抜きのようなニュースを見るにつけ、世の中にはうまいこと仕組みを利用して楽にお金を得ている人たちがたくさんいるのだなあと思う。私だって楽にお金が欲しいが、そのための仕組みを作るのが面倒で、手っ取り早く小金を稼げるアルバイトなどをしてその場をしのいできた。そんな無計画な人間はいつの時代も搾取され続ける羽目になる。
インドネシアの若者が集う小岩『ワルン ウォン ジョヴォ』。多民族化が著しい街の、大事な居場所
日本のどこにでもあるような、ごくふつうの住宅地なんである。だから立ち並ぶ一軒家のひとつに、インドネシアの国旗がはためいているのを見たときは目を疑った。なんだか唐突な感じだが、そのお宅こそが『ワルン』なんであった。