株式会社ayatsumugi
ひとつの線でさまざまな素材に紋様を浮き上がらせるアーティスト・小川敦生の作品《locus(軌跡)》を展示

固有の場所をもたないギャラリー gallry ayatsumugiがあらたな展覧会を開催します。会場はayatsumugiがコワークメンバーとして活用するYAU STUDIO。街がアートとともにイノベーティブな原動力を生み出す、実証パイロットプログラムの拠点です。 YAU STUDIOのある有楽町ビルは今年、閉館することが決まっています。そこで、高度経済成長を遂げた昭和の空気を今もたたえる有楽町の風景を、アート作品を通じていま一度体感する機会をつくってみたいと、体験型の小さな展覧会を企画をしました。 展示場所はオフィスだった頃の面影が強く残る小会議室。働く場として幾多の物語を生み続けてきた空間です。 空間と作品との呼応から、どんな記憶やイメージが想起されるのでしょうか。


展示作品
《locus》アクリルにルーター 13×13×6cm Photo by Mineo Sakata at Cigasaki City Museum of Art
《over border》(8点組) 紙にペン(ロットリング) 29.6×21cm

展示場所
展示場所となる小会議室
展示場所入口


Artist
小川敦生(おがわ あつお)
1969年 、神奈川県生まれ、在住。紙、アクリル、石けん、地面など様々な素材の上に、一本の線をペンやニードル、時にはチョークを用い、手で自在に描き構築していく作品で知られる。一本の線は、場や素材の特性に沿うように、反復し、展開し、時に逸脱しながら繊細なかたちを創り出す。その静謐な空気をまとう紋様めいた作品は、国内外を問わず多くの人々を魅了。2005年、上野の森美術館「VOCA 2005」、2010年、東京都現代美術館「MOTアニュアル」、2023年、茅ヶ崎市美術館『渉るあいだに佇む-美術館があるということ』等に参加。
https://linedrawing.wixsite.com/atsuoogawa
小川敦生 近影

YAU(有楽町アートアーバニズム)
街がアートとともにイノベーティブな原動力を生み出す、実証パイロットプログラム。アートの制作過程を街なかで広く公開することにより、クリエイティブな人々の多様な出会いを誘発し、イノベーション創発のきっかけを生み出すなど都心ビジネス街におけるアーティストへの持続的活動支援を目的に実施します。活動拠点は有楽町ビル10階のYAU STUDIO。
https://arturbanism.jp/

gallery ayatsumugiとは
固有の場所を持たずに活動する、日本の現代アートを中心に取り扱うコンテンポラリー・アート・ギャラリー。2021年6月21日設立。日本やアジアの感性を世界に発信することを目指す。作品証明書としてスタートバーンが構築するブロックチェーンインフラ「Startrail」のNFTを発行する。
https://www.ayatsumugi.net/

gallery ayatsumugiオーナーディレクター
友川綾子
京都芸術大学卒。ギャラリー勤務、3331 Arts Chiyoda立ち上げなどを経て、2010年よりフリーランスに。以降は行政や市民と協働するアートプロジェクトをフィールドに活動。各種媒体での編集・執筆のほか、2017年よりNPOスローレーベルにて広報とファンドレイジングを担当。福祉とアートの分野を超えたプロジェクトの知見を蓄える。2021年6月、アートプロジェクトで豊かに育つアートの価値をマーケットでの評価にもつなぐため gallery ayatsumugi を設立。美しいとは、五感が気持ちよいこと。著書『世界の現代アートを旅する』。

展覧会概要
2023年6月16日(金)、17日(土)、18日(日)、23日(金)、24日(土)、25日(日) 6日間
時間:12:00~18:00
場所:YAU STUDIO(千代田区有楽町1-10-1有楽町ビル10F)
JR有楽町駅 徒歩1分
主催・企画 gallery ayatsumugi
協力:有楽町アートアーバニズムYAU
予約はこちらから:http://ptix.at/tCvsWO
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