老舗の記事一覧

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群馬県みどり市 ~地域ごとに異なる表情を見せる、南北に細長~い市~
「みどり市」と聞いて、正確な位置を言い当てる人は多くないだろう。いわゆる平成の大合併により誕生した自治体には、土地の名が即座に思い浮かばないものが多いが、ここは群馬県の笠懸(かさかけ)町、大間々(おおまま)町、東(あずま)村が2006年に合併してできた市だ。その市域は宅地の目立つ南部から山々が連なる北部まで、驚くほど南北に細長い。背骨のように貫く国道122号沿いでは、かつて銅を運んだ名残が見られ、視線の先には「芝居小屋のある町」の看板もちらほら。巡れば巡るほど、同じ市内とは思えないほどバラエティ豊かで、ちょっぴり得したような気分になる。
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『京はやしや』の新ブランド『日比谷 林屋新兵衛』でラグジュアリーな抹茶スイーツを堪能。
抹茶スイーツの流行を牽引してきた京都の茶カフェ『京はやしや』。現在は関東を中心に、さらなる進化を遂げていた!
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千葉市中央区『与三郎の豆』で千葉県民のソウルフード、殻つき落花生を食べ比べる。
千葉の実家では、落花生と豆菓子は『与三郎の豆』で買うと決めていた。大人になって東京に住み始めてすぐに、あのクオリティの落花生を他で探すのは至難の業だと気がついた。
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洗練された“老舗”で過ごす。東京都内の昔ながらのいいそば屋10店。
そば屋の店頭で『新そば』の貼り紙を見かけると、「ちょっと立ち寄ってみようかな。」という気分になる。でも、店主のこだわりが強過ぎて、肩が凝るようなお店はお断り。そば屋の洗練された肴をつまみに酒を飲み、 締めにそばを味わう。そんな最高でゆったりとした時間を過ごしたいなら、ふらっと入れる、昔ながらの懐かしいそば屋が一番だ。
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月島駅からはじめる佃島・清澄・深川さんぽ〜水の街・東京の川、運河、池、掘割を巡る〜
木造家屋の向こうにそびえる高層ビル群。新旧の街が対比する佃島から、ギャラリーの街・コーヒーの街として注目される清澄白河へ。ここでも新旧の店が点在する。最後に訪れる門前仲町は、富岡八幡宮と深川不動尊の門前町。参道は縁日のようなにぎわいがある。
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山崎製パンの聖地、市川の『ヤマザキプラザ市川』で焼き立ての大判焼きに舌鼓を打つ。
千葉県市川市は山崎製パンの聖地だ。JR市川駅前のビル「サンプラザ35」の1階『ヤマザキプラザ市川』には、ベーカリーやイートインカフェ、洋菓子売り場、そして山崎製パン初の和菓子専門売り場がある。焼き立ての大判焼きや、ふっくらと蒸かした赤飯、ここでしか食べられない大きな道明寺やぼた餅を求めて今日も街の人が集う。
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吉祥寺第一ホテルよ、永遠に~34年間の夢の足跡をたどる~
披露宴や忘年会、バイキングにボウリング。34年間、人々の思い出を紡いできた『吉祥寺第一ホテル』が2022年3月31日に営業終了する。開業当時をよく知る従業員の方々に話を聞いた。
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『いいだばし萬年堂』の赤飯そっくりな蒸し菓子「御目出糖」に見る遊び心。
『いいだばし萬年堂』といえば、お赤飯そっくりな蒸し菓子「御目出糖(おめでとう)」。名も形もめでたい和菓子なだけに、おめでたくないときには買いづらい。そんなときには同じ製法でつくられる抹茶味の「茶の香糖(ちゃのかとう)」や「ありが糖う(ありがとう)」を選べばいい。ひなまつりの時期には、ひし餅形に仕立てた「三段高麗餅」もある。いつだって、この蒸し菓子を楽しめる。
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いちご大福はこうして和菓子の定番になった。曙橋『和菓子処 大角玉屋』のいちご豆大福。
今でこそ、いちご大福は違和感なく和菓子の定番の座に収まっているけれど、かつては奇抜な存在だった。1980年代にいちご大福ブームを牽引し、いちごを入れた豆大福と共にバブル期を駆け抜け、いちご大福を定着させた立役者が、新宿住吉町の『和菓子処 大角玉屋(おおすみたまや)』だ。
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木・金だけ!力強くも繊細な皮むきこし餡入りの豆大福。新橋『文銭堂本舗』
豆大福は餅菓子店のものだけにあらず。上生菓子が主力でも豆大福も作るという和菓子店は少なくない。新橋の『文銭堂本舗』もそんな和菓子店のひとつだ。上生菓子や最中がメインの同店で豆大福を作る理由は、地域で愛される「街の和菓子店」としての矜持。曜日限定の豆大福を求めて、いざ新橋へ!
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大森のおすすめ居酒屋10店。行きつけにしたくなる居酒屋はここで決まりです!
東口はバスロータリーが広がり開放的な印象がある一方、西口は飲食店やスーパーなどの店が軒を連ね、どこか懐かしくレトロな空気感が流れる。様々な顔を見せる街・大森には、ディープな店が立ち並び、行きつけにしたくなる名居酒屋がずらり。仕事終わりから休みの夜まで、大盛り上がりしても良し、ゆっくり時間を使うも良しの10軒をご紹介。
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創業380余年。老舗の和菓子職人が教えるコツと技!『両口屋是清』のオンライン和菓子教室でおうち時間も充実
和菓子を自宅で作れたら。そんな夢がかなうオンライン和菓子教室がはじまった。教えてくれるのは創業380余年の名古屋の老舗『両口屋是清』の熟練職人。12月の和菓子はサンタクロースの真っ赤な帽子と椿の花。自分でつくる和菓子の味は格別だ。
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『高級喫茶 古城』これぞ昭和のゴージャス喫茶! 王道のパフェとカレーに大満足 ~黒猫スイーツ散歩 上野編④~
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな黒猫スイーツ散歩の上野編の第四弾です。
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料亭にはじまる粋なかりんとう。浅草『小桜』
雷門から浅草寺を抜けた先には「観音裏」と呼ばれる、かつて料亭が軒を連ねた落ち着いたエリアが広がる。現在界隈には雰囲気のある飲食店や和菓子店が点在し、観光エリアとはひと味違う静かな時間が楽しめる。私が15年近く通い続けている、かりんとう専門店の『小桜』もここにある。料亭の手土産からはじまった粋なかりんとうは、包装紙から美しい。
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文豪も魅了したくず餅。亀戸『船橋屋』
関東で「くずもち」といえば、葛粉を使うものではなく、小麦でんぷんを乳酸発酵させて作る寺社門前名物だろう。江戸時代に亀戸に創業したくず餅の老舗『船橋屋』でその魅力をたっぷり聞いてきた。
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餅をつき、削り、天日に干す。『春助煎餅』の米菓は高砂の至宝!
煎餅に加えて、手間暇のかかるあられやおかき、あげせんを家族3人で手作りする葛飾区高砂の『春助煎餅』。歯応えも味の加減も絶妙。何十種類もある米菓を選ぶ時間はまさに至福。ここは高砂の至宝だと思う。
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観光地・鎌倉美味しい居酒屋おすすめ10店。地元民御用達の名居酒屋は夜になると一変、イイ雰囲気に。
日中に多くの観光客で賑わう街・鎌倉。神社や雑貨店、小町通りでの食べ歩きなど様々な楽しみ方がある観光色の強い街ですが、夜になると雰囲気が一変。落ち着いた雰囲気の街に様変わりするのです。観光地ながら、実は安くておいしい地元に愛されている呑み処が多い鎌倉。とはいえ観光客向けの店も多い観光地では、地元の人でない限りどのお店がそうなのかを見抜くのは難しいものです。そんな人に教えたい、鎌倉の居酒屋をご紹介。
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個性的な焼き菓子に出合える人形町の老舗和菓子店『三廼舎』
浅草橋から馬喰町・東日本橋界隈をぶらぶら歩き、そこから人形町へ向かう途中に、一目で老舗と分かる木製の看板を掲げた和菓子店『三廼舎(さんのや)』がある。ショーケースの中にも上にもほかでは見ないような焼き菓子がずらりと並ぶ。どら焼きも皮の様子がちょっと違う。個性的な和の焼き菓子で楽しませてくれる貴重な店だ。
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売れ残った煮小豆が大変身。大正生まれの小倉アイス。湯島の甘味処『みつばち』
夏になると湯島の甘味処『みつばち』の小倉アイスが食べたくなる。材料は大納言小豆と塩と砂糖だけ。乳製品を使わなくても小豆の粘りがあるので十分滑らか。湿気でべたつく日本の夏にうれしい、さっぱりとした後味だ。小倉アイスが誕生するきっかけになった、煮小豆にたっぷり削り氷をかけた氷あずきも食べておきたい。どちらも100年以上湯島で愛されてきた小豆の冷菓だ。
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58段の階段は茶室のにじり口のようなもの。人と感性が行き交う『月のはなれ』
夜の飲食店が並ぶ銀座8丁目。ひしめき合う雑居ビルの5Fにあるというだけで、近寄り難さを感じるかもしれない。しかもエレベーターはなく、どこに繋がっているのか、とひるみそうになる階段が58段。階段を上り切った場所にある『月のはなれ』は、アートと音楽ととともに食事も楽しめる場所だ。『月のはなれ』は、大正6(1916)年創業の老舗画材店『月光荘』が2013年にオープンしたサロン。ドリンクや軽食も楽しめるが「喫茶店」ではなく、サロンと呼ぶのがふさわしい。画材店は創業者の故・橋本兵藏氏が、歌人である与謝野鉄幹・晶子夫妻のサロンに出入りし、2人に可愛がられたことから始まった。『月光荘』という店名も与謝野夫妻から贈られたものだ。
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