博物館・美術館の記事一覧

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東京駅のマニアックな見どころ教えます!~0㎞ポスト、明治時代の鉄柱、2種類のレンガ、皇室用玄関、JR社員による手描きボードなどなど
数ある鉄道の駅のなかでも東京駅は別格だ。レンガ造り3階建ての駅舎は、国の重要文化財に指定されている。歴史的にも、建築的にも、鉄道的にも、見どころ満載。駅自体が観光地。東京駅に関する著書も多い写真家・佐々木直樹さんの案内で、じっくりと駅さんぽしてみましょう。
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【桐生レトロさんぽコース】織物の名産地で、懐かしい建築と今どき雑貨を巡る
群馬県東部の街は、江戸時代には 「西の西陣、東の桐生」 と呼ばれるほどの織物の名産地。街を巡れば、歴史と繁栄が窺(うかが)える、多彩な建物と、つくり手の街らしい心引かれるいいものの宝庫でした。
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静岡県三島市 ~“麗峰”富士の恵みで潤う水の都~
水温(ぬる)む季節に合わせ、静岡県東部の三島市へ足を運んだ。溶岩台地のすき間から富士山の伏流水があちらこちらで湧き出し、ゆったり流れ下る光景に出合いたかったからである。そんな三島市だが、高度経済成長期の産業活動に伴う大量の地下水利用により、湧水量の低下や川の汚濁が顕著になったという。水量の減少は完全に解消したわけではないが、住民や行政、地元企業らの積極的な働きかけにより清流が戻り、今では水辺で憩う人の姿も多く見かける。湧水を求めて気ままに歩き、見上げた先には富士山の堂々とした姿が。三島らしさを最も感じる瞬間だ。
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岡田美術館 特別展『東西の日本画 ―大観・春草・ 松園など―』を開催中
岡田美術館(神奈川県箱根町 館長・小林忠)では、近現代の日本画コレクションをテーマとした特別展『東西の日本画  ―大観・春草・ 松園など―』を、2021年9月26 日(日)まで開催中だ。伝統と革新のはざまで新たな表現を模索した日本画家たちに焦点を当て、同館が誇る日本画コレクション約50件を一挙公開する。
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文化と歴史薫る護国寺・江戸川橋は、歩くほどに住みたくなる文教地区!【ぶらりマンション巡り】
音羽通りを中心とし、東西に高台が広がる護国寺・江戸川橋。この通りから少し坂を上れば、閑静な住宅街が広がり、高台の地形を活かした瀟洒なマンションが目をひく。江戸時代には大名屋敷が並び、今は出版社や書店、印刷所が点在する両エリアを歩けば、歴史と文化の薫りがそこかしこで立ち昇るのだ。
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浅草駅からはじめる南千住・北千住さんぽ ~個性的な寺社を巡る下町さんぽの人気コース~
下町の殿堂・浅草寺から遊女の悲話が残る吉原弁財天、酉の市で知られる鷲神社、空の旅の御利益がある飛不動尊、小塚原刑場を伝える延命寺と回向院など、個性的な寺社を巡る下町さんぽ。あしたのジョーや樋口一葉ゆかりの地もあり、散策の興味は尽きない。
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九段下駅からはじめる皇居・丸の内・東京駅散歩 〜江戸城の遺構のすぐお隣は洗練されたオフィス街コース〜
スタート:地下鉄東西線・半蔵門線・新宿線九段下駅ー(すぐ)→昭和館ー(3分/0.2㎞)→北の丸公園ー(11分/0.7㎞)→科学技術館ー(5分/0.4㎞)→皇居東御苑ー(21分/1.4㎞)→大手門ー(17分/1.1㎞)→二重橋ー(24分/1.6㎞)→三菱一号館美術館ー(すぐ)→丸の内仲通りー(12分/0.8㎞)→東京ステーションギャラリーー(すぐ)→ゴール:JR・地下鉄東京駅今回のコース◆約6.2㎞/約1時間35分/約8300歩
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目白駅からはじめる雑司が谷・池袋さんぽ ~都心のエアポケットツアー~
緑豊かな目白の住宅地から都電が走る雑司が谷へと歩くと、街の雰囲気が一変する。鬼子母神堂、宣教師館、著名人が眠る霊園と見どころも満載。立教大学のキャンパスがある池袋は、自由学園の建築美を楽しみ、池袋防災館で防災学を体験できる、学びのエリアでもある。
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渋沢栄一ゆかりの地めぐり! 偉人の足跡を訪ねて歩く深谷&王子ひとりさんぽコース
2021年、大河ドラマや新一万円札で話題の渋沢栄一。激動の幕末期を走り抜けた故郷 ・ 深谷と、 晩年を過ごした王子2つの街で、近代日本の発展に多大なる功績を残した巨人の軌跡とその面影を巡ろう。
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『ロマンスカーミュージアム』開館! 鉄道カメラマンの小田急ロマンスカー愛ダダもれレポート~ロマンスカー好きの夢が叶う博物館【ユータアニキの鉄道散歩】
みなさん、こんにちは。鉄道写真家の村上悠太です! いよいよ2021年4月19日にグランドオープンを迎える『ロマンスカーミュージアム』。小田急電鉄の「顔」である特急ロマンスカー。その歴代の名車たちに出会えるということで、開館前から話題になっているこちらの施設に一足早く行ってきました。はっきりいってこのミュージアム、スゴイです……。
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山梨県笛吹市 ~市内を鮮やかに彩る桃の花に春の訪れをしみじみ実感~
東京方面から長いトンネルで笹子峠を越え、ほどなくすると甲府盆地と雄大な南アルプスが視界に飛び込んでくる。山梨の懐に入り込んだことを実感する瞬間だ。その甲府盆地のやや東寄りに、石和町など近隣町村が合併して2000年代に誕生した笛吹市がある。市名の由来でもある笛吹川と支流が生み出した複合扇状地は、肥沃で水はけのよい土壌に加え、日照時間の長さや昼夜の寒暖差も相まって果樹郷として大きく花開いた。なかでもモモ・ブドウは栽培面積・収穫量・出荷量とも全国一であることから「日本一の郷」を宣言。桃の花が市中至るところで咲く春の光景は“桃源郷”と称されるほどだ。市のもう一つの目玉である石和温泉は、1961年に高温の湯が豊富に湧出し、瞬く間に一大温泉街を形成したが、現在コロナ禍の煽(あお)りを受け、多くの宿や店が厳しい経営を強いられていると聞く。今春、取り巻く事情がいきなり好転する可能性は低いが、それでも桃の花は例年どおり咲き誇り、心華やぐ“桃源郷”を見事に演出してくれることだろう。
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神田川沿いに文化の変遷をたどる散歩コース 〜早稲田・江戸川橋エリア〜
匠の技や大名庭園など、日本の伝統文化を垣間見るエリア。これらとは異なる文化をもつ大聖堂や洋館が、早稲田・江戸川橋さんぽにバリエーションを与えてくれる。
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柴又から矢切の渡し、下町の水辺を歩く散歩コース 〜柴又・矢切エリア〜
柴又から矢切は、映画、歌謡曲、文学の散歩道。『男はつらいよ』の寅さんをしのび、歌謡曲で有名になった渡し船に乗り、文学碑に刻まれた一説に純愛小説の場面に思いをはせる。
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野川沿いを歩いて、はけの森から深大寺 〜武蔵小金井・深大寺エリア散歩コース〜
武蔵野特有の地形である、はけの道を歩くネイチャーさんぽ。公園や野川沿いの道には早春の息吹が感じられ、足取りも軽くなる。名刹・深大寺では健康を祈ってゴールイン!
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レインボーブリッジを渡って湾岸散歩 〜新橋・竹芝・お台場エリア散歩コース〜
浜離宮恩賜庭園と旧芝離宮恩賜庭園。2つの大名庭園は、後方にそびえるビル街と風雅な庭園の対比が面白い。東京港沿いの道のハイライトは、歩いて渡るレインボーブリッジ。
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千葉県山武市 ~雄大な太平洋に面した日本一魅力のない市~
民間シンクタンクによる地域ブランド調査の魅力度ランキングで、下位の常連だった千葉県山武市。昨秋発表された同調査では、対象となった全国1000の市区町村のうち、ついに最下位に甘んじたという。「いったいどれほど魅力に欠けるところなのだろう?」と野次馬根性丸出しで、県東部、太平洋に面した山武市へと足を運んでみた。出鼻をくじかれたのは山武の読み方だ。市名が“さんむ”であるのに対し、合併前の町名、山武杉、インターチェンジなどは“さんぶ”とある。そんな戸惑いを現地で漏らすと、「住んでいる我々も違いがよく分からないんですよ」との答えが苦笑交じりに返ってきた。これでは知名度アップもおぼつかない。ところが下総台地と九十九里平野からなる市内を訪ね歩くと、九十九里浜の白砂や自然の残る森、海鮮グルメに今が旬のイチゴ、歴史ある酒蔵、貴重な文化財など、思いのほか多くの出合いが待ち受けていた。興味本位の野次馬としてはいい意味で裏切られた気分だが、こんな目論見(もくろみ)外れなら文句はあるまい。
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三ノ輪駅からはじめる町屋・王子さんぽ〜都電荒川線沿線の昭和レトロさんぽコース〜
都電荒川線に沿って歩く沿線さんぽ。再現された都電の停留場、昔ながらの商店街、懐かしいぬり絵、広大な原っぱ……。次々と現れるノスタルジックな下町風景は、昭和の時代に時間旅行をしている気分。仕上げはセンベロ酒場ののれんをくぐり、ホッピーで乾杯!
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早稲田駅からはじめる神楽坂・九段さんぽ〜芸術と文化の薫りが漂う路地と坂道の街〜
夏目漱石ゆかりの早稲田から神楽坂へ。三味線の音が聞こえてきそうな小粋な路地裏にもおしゃれな店が立ち並ぶ。外濠を渡れば、縁結びに御利益ありと評判の東京大神宮。最後に靖国神社に参拝したら、お濠を眺めながら外濠公園をのんびり散策。
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栃木県大田原市 ~歴史と自然が交錯する日本一のとうがらしタウン~
八溝(やみぞ)山地を隔てて茨城県および福島県と接する栃木県北東部の大田原市。松尾芭蕉が「おくのほそ道」の道中で長逗留した旧黒羽町、貴重な史跡が数多く残る旧湯津上村を編入し、2005年に現在の大田原市が誕生したこともあり、市内を訪ね歩くと新しい表情だけでなく、各地区で培われてきたであろう伝統や文化の残り香が今なお色濃く漂っているのに気づく。これが数百年、あるいは千年以上の時が刻んできた歴史の重みなのだろう。その大田原市が、とうがらし生産量日本一の地であると今回の旅で初めて知った。地域おこしの一環として“とうがらしの郷 大田原”をうたい文句に、栃木三鷹(さんたか)と呼ばれる品種のとうがらしと鶏の唐揚げを組み合わせた「さんたからあげ」をはじめ、とうがらし関連の料理や銘品を鋭意開発中だという。塩原や那須といった知名度の高い地に隣接しながら、交通の大動脈である新幹線や東北道がすぐ脇をすり抜ける立地もあり見過ごされがちだが、足を運べばピリッと刺激のある新鮮な出合いが待ち受けているに違いない。
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戦国の城を攻める ~明智光秀ゆかりの城⑨  戦う気マンマンの天下人の城 安土城~
天正10年(1582)5月15日、光秀は安土城にて、徳川家康の饗応役を信長に命じられる。この時、信長が光秀に不満を持ち突然キレて「丹波と近江滋賀郡の領地を召し上げる!」と伝えたので、光秀は叛旗を翻すことを決意した──というのは江戸時代の軍記物がもとになっているエピソードなので、信憑性は薄い。ただ、信長から饗応役を解任され、秀吉の中国戦線の援軍を命じられたのは事実。本能寺の変をピークとする、光秀の一世一代の大勝負は、安土城から始まったのだ。
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