霧島鶏の焼き鳥は希少な部位も各種そろう『炭焼kitchen ばんから』

左から、さえずり、こころ、砂おち、ねぎま、ちょうちん。焼酎とともに味わいたい。
左から、さえずり、こころ、砂おち、ねぎま、ちょうちん。焼酎とともに味わいたい。

宮崎県産の銘柄鶏「霧島鶏」を使い、土佐備長炭で焼いた焼き鳥。丸鶏で仕入れるから黄身がちょうちんのようについた卵管「ちょうちん」や、砂肝の周りの「砂おち」など希少な部位もそろう。焼き鳥は単品200円〜、6串コース1200円、8串コース1600円。焼酎の種類が多く、芋・麦・米・黒糖とさまざまな種類がずらりと並ぶ。なかでも宮崎の川越酒造が作る芋焼酎は、無農薬、有機栽培の「黄金千貫」を、かめ壺で仕込んだ絶品。

女性でも気軽に利用できるスッキリとした明るい店内。カウンター15席、テーブル3卓10席。
女性でも気軽に利用できるスッキリとした明るい店内。カウンター15席、テーブル3卓10席。

『炭焼kitchen ばんから』店舗詳細

住所:千葉県船橋市本町2-2-7 船橋本町プラザビル1階/営業時間:17:00~24:00 /定休日:月/アクセス:京成電鉄京成本線京成船橋駅から徒歩8分

酒場愛が生んだ老舗のごとき佇まい『大衆酒場 増やま』

短冊メニューと日替わりを足して約100種。生ビール324円と安い。
短冊メニューと日替わりを足して約100種。生ビール324円と安い。

開店から昼飲み客が続々。2014年創業のまだ新しい店だが、もう船橋随一の繁盛店に。「僕自身が大衆酒場を大好きで。コの字カウンターも、あえて昔ながらの木材で作りました」と代表の村田良介さん。ずらりと並ぶ短冊には肉豆腐216円やホイス302円など王道メニューの中、モヒート風の酒、紅しょうがのかきあげや、トリッパを意識しハチノスだけを使った煮込み各324円など若者ウケしそうなものも。「若い人にも大衆酒場の暖簾をくぐってほしいんです」。

肉豆腐の上に煮込みをかけた重ね518円、新鮮なマグロ刺とタイ刺各486円など。キンミヤモヒート378円。
肉豆腐の上に煮込みをかけた重ね518円、新鮮なマグロ刺とタイ刺各486円など。キンミヤモヒート378円。
代表と写真の萬田優生さんは『一平』で修業。
代表と写真の萬田優生さんは『一平』で修業。

『大衆酒場 増やま』店舗詳細

住所:千葉県船橋市本町4-5-18/営業時間:14:00~23:00(日・祝は~21:30)/定休日:無/アクセス:JR総武線・東武アーバンパークライン船橋駅から徒歩3分

肴のうまさで地元に愛され65年『いづみ屋』

手前から豚レバ、つくね、ねぎまほか人気焼き鳥6点盛り1105円、ガツとネギ味噌463円、明太チーズオムレツ617円。シャリキンの炭酸割り390円。
手前から豚レバ、つくね、ねぎまほか人気焼き鳥6点盛り1105円、ガツとネギ味噌463円、明太チーズオムレツ617円。シャリキンの炭酸割り390円。

3代目の実川貴則さんが「朝絞めの豚や鳥に毎日串を打ってます」と言えば「うちは何でも盛りがいい。串ものは1本約60gありますから」と2代目の多喜夫さん。大きなつくねをかじれば白ゴマの風味とともに肉汁があふれ、豚バラを噛めば甘い脂がビールを誘う。ほかにバラホルモン焼き637円や馬刺しユッケ740円などもうまいが、一推しは初代女将考案のガツとネギ味噌。甘辛い味噌とコリコリ感が癖になる店の魂の一品!

週末はほぼ満席。
週末はほぼ満席。
炭火焼きにこだわる2代目。
炭火焼きにこだわる2代目。

『いづみ屋』店舗詳細

住所:千葉県船橋市本町4-3-20 モリウチビル1F/営業時間:16:00~24:00(土・日・祝は15:00~)/定休日:無/アクセス:京成本線京成船橋駅から徒歩1分

肴よし空気感よしの小さな名店『居酒屋 縁』

カボス胡椒で味わう穴子の白焼き780円など。陸奥八仙特別純米一回火入れ790円ほか地酒約20種。
カボス胡椒で味わう穴子の白焼き780円など。陸奥八仙特別純米一回火入れ790円ほか地酒約20種。

船橋市地方卸売市場での仕入れから仕込み、接客まで大将の工藤隆司さん一人で切り盛り。濃厚な船上絞めの大アジのなめろう780円など、料理は飲んべえのツボを押さえたものばかりで量も十分。「人件費より材料費をかけたいんです」との言葉通り、価格は市場に合わせて上下することも。そんな大将の負担を減らそうと、ある常連は「取り皿はこれ使い回すよ」。落ち着いて飲めるよう20歳未満は入店NG。紳士淑女が集う総武線沿いの隠れ家なのだ。

全15席。
全15席。
大将は脱サラしてこの世界に。明石焼き風タコ巻き玉子780円など創意が光る料理も。
大将は脱サラしてこの世界に。明石焼き風タコ巻き玉子780円など創意が光る料理も。

『居酒屋 縁』店舗詳細

住所:千葉県船橋市前原西2-17-10/営業時間:17:30~22:45LO/定休日:日・祝(月不定休)/アクセス:JR総武線津田沼駅から徒歩4分

熟練の目利きが選ぶ鮮魚でほろ酔う『百花亭』

のどぐろ姿塩焼2300円、身質のやわらかな仔羊炙り焼き680円。八海山純米吟醸730円。
のどぐろ姿塩焼2300円、身質のやわらかな仔羊炙り焼き680円。八海山純米吟醸730円。

店主・金川鐘保(かながわしょうほ)さんは船橋の市場に通い40年。「目利きには自信があるし、向こうも安く出してくれる。魚は色艶が大事。女性と一緒です」。自慢の鮮魚は刺し身、握り、焼き、煮魚と幅広い調理法で味わえるが、出色は大トロ。赤身など4種が彩る極上まぐろ盛り合わせ1900円。親指ほどの厚さの中トロは、脂が舌でスッと溶ける。甘みの余韻が残るうちに唎き酒師の店主が選んだ日本酒を流し込めば、旨味がふくらみ無上の幸せ!

水車が目印。
水車が目印。
水槽で泳ぐ活イカの姿造り3000円前後やネタケースに並ぶ鮮魚などを目当てに古株客が集う。
水槽で泳ぐ活イカの姿造り3000円前後やネタケースに並ぶ鮮魚などを目当てに古株客が集う。

『百花亭』店舗詳細

住所:千葉県船橋市葛飾町2-403-5 小森ビル1F/営業時間:11:30~13:30・17:00~24:00(日・祝は16:30~23:30)/定休日:土・日・祝のランチ/アクセス:JR・私鉄・地下鉄西船橋駅から徒歩5分

爆安酒肴とマスターの人柄で笑顔咲く『大衆 あさひ』

「でかジョッキは通常量の2.5倍なのに値段は2倍!」と常連。
「でかジョッキは通常量の2.5倍なのに値段は2倍!」と常連。

名刺サイズのベーコンがたっぷりのベーコンエッグは290円、刺身5種盛りが390円と驚愕の安さ。「安くてもマスターは料理上手。うなたま390円サイコ~」「客のキャラに合せて話しかけてくれるマスターの人柄が一番です」と常連が語る渕上浩さんを慕い、昼は主婦、夜は地元の若者などで店内がごったがえす。杯を空け、もう一軒はしごに出ようとすると「いってらっしゃい!」と優しいマスターの声。地元飲んべえに愛されるわけだ。

からあげ390円など。マスターは酒屋勤務経験があり、イチローズモルト590円~ほかレア酒も。
からあげ390円など。マスターは酒屋勤務経験があり、イチローズモルト590円~ほかレア酒も。
「2階はお座敷席です」とマスター。
「2階はお座敷席です」とマスター。

『大衆 あさひ』店舗詳細

住所:千葉県船橋市本町1-13-1/営業時間:12:00~24:00(日は~ 18:00)/定休日:不定休/アクセス:京成本線京成船橋駅から徒歩1分

イワシの伸びしろをとことん追求!『いわし・江戸前水産ふなっ子』

船橋市地方卸売市場や船橋の漁師から仕入れを行う2代目。
船橋市地方卸売市場や船橋の漁師から仕入れを行う2代目。

イワシをメインに35年。今も朝10時過ぎから仕込みを始め、1日300匹以上イワシをさばく。「イワシは青魚のなかでも焼く、煮る、揚げるなど調理法は豊富。骨の抜き方ひとつでも常に新しい発見がある」と2代目の村山考志さん。定番のいわしのユッケ450円やさんが焼680円に加え、2代目考案のいわし丸ごとコロッケ750円などイワシメニューだけで30品も。めくるめくイワシ料理の世界に、地酒がアンストッパブル!

船橋市地方卸売市場や船橋の漁師から仕入れを行う2代目。
船橋市地方卸売市場や船橋の漁師から仕入れを行う2代目。
店内に大漁旗。
店内に大漁旗。

『いわし・江戸前水産ふなっ子』店舗詳細

住所:千葉県船橋市東船橋1-37-12/営業時間:17:00~23:00/定休日:月/アクセス:JR総武線東船橋駅から徒歩1分

ビールを加速させる牛ホルモンの串『よっちゃん』

軒先で炭火を使って焼く津野田さん。前を通ると挨拶していく地元の人も。
軒先で炭火を使って焼く津野田さん。前を通ると挨拶していく地元の人も。

串焼きの品書きを見るとミノに丸腸、センマイと、まるで焼き肉屋のよう!「ここまで牛の生ホルモンが揃うのは仕入れる精肉屋さんとの信頼関係があってこそ」と焼き場に立ち約30年の津野田裕史さん。煮込みも、牛すじ煮込み塩など牛の部位を中心に8種もそろう。口でとろける丸腸や外カリ中プルのミノ、コラーゲンたっぷりの牛すじには、爽やかな生ホッピーが最高。脂を洗い流したら、2杯目は瓶ビールの赤星480円で!

カウンターとテーブル席を用意。
カウンターとテーブル席を用意。
串は手前から丸腸、ミノ各200円、豚ハラミ140円、ナンコツ200円。生ホッピー黒420円。
串は手前から丸腸、ミノ各200円、豚ハラミ140円、ナンコツ200円。生ホッピー黒420円。

『よっちゃん』店舗詳細

住所:千葉県船橋市印内町599-3/営業時間:16:00ごろ~23:00ごろ/定休日:日(祝日不定休)/アクセス:JR・私鉄・地下鉄西船橋駅から徒歩1分

新たなる魅力の発見の連続!『鮪LABO』

ほほ肉のたたき980円(税別)、アゴのスペアリブ680円(税別)、日本酒1合702円~。
ほほ肉のたたき980円(税別)、アゴのスペアリブ680円(税別)、日本酒1合702円~。

店を仕切る日永田泰佑さんとタッグを組む、もう一人のオーナーが築地や大田市場のマグロ卸商。ゆえに本マグロ、メバチ、それに天然、養殖など、仕入れは時々で変わり、希少部位も手に入る。そんな魚種、部位ごとによさを引き出した料理の心憎いこと。たとえば顎。「骨周りの肉がうまいので」と、揚げてから甘辛醤油タレに漬けたスペアリブは、サクッしっとり~。自分でかく、巨大中落ちのとろけるような甘みは、はじめ日本酒、〆にご飯セットで攻めたい。

月・木・金に入荷する限定5~6枚の中落ち980円(税別)。「予約で完売することも」と話す日永田さんは、元ラガーマンだ。
月・木・金に入荷する限定5~6枚の中落ち980円(税別)。「予約で完売することも」と話す日永田さんは、元ラガーマンだ。

『鮪LABO』店舗詳細

住所:千葉県船橋市本町2-29-17/営業時間:17:00~23:00LO
/定休日:日・祝/アクセス:京成本線京成船橋駅から徒歩6分

スタッフもつまみもナチュラル志向『下町バル スパイス』

「盛り上がって深夜3時まで営業したことも!」とママ(中央)。
「盛り上がって深夜3時まで営業したことも!」とママ(中央)。

温かくてちょっと天然ボケの大嶋ひろみママとひでよさんを慕い、酒好きが集う。「マイナス思考の方は入店お断り、オーダーは3つまでしか覚えられません(笑)」。自家栽培の無農薬野菜を使った採れたて野菜サラダ300円や韃靼そばの実がセットに付くそば焼酎500円など体にやさしいものを心がけており、食べすぎ飲みすぎの罪悪感も酔いの彼方へ。締めはスパイス十数種を使い、後から鮮烈な辛さがくるカレーライス500円を!

無農薬栽培のえだ豆300円、ゴルゴンゾーラオムレツ500円、ちょこっとカレーバケット付き400円、ザクロ酢サワー500円と大体500円以下。
無農薬栽培のえだ豆300円、ゴルゴンゾーラオムレツ500円、ちょこっとカレーバケット付き400円、ザクロ酢サワー500円と大体500円以下。
2015年開店。外席も。
2015年開店。外席も。

『下町バル スパイス』店舗詳細

住所:千葉県船橋市本町4-42-14/営業時間:17:00ごろ~24:00ごろ/定休日:月/アクセス:京成本線京成船橋駅から徒歩2分

ドアを開ければ、酒欲あおる燻製香『コックダイナー離』

肴は全部燻製。チーズのようなとうふ300円、カツオ500円など。白州森香るハイボール700円。
肴は全部燻製。チーズのようなとうふ300円、カツオ500円など。白州森香るハイボール700円。

コンセプトは「燻製(くんせい)料理は値段の高い店が多いけど、立ち飲みで気軽に食べてほしい」。カウンター奥の巨大燻製機で温燻や冷燻、熱燻などを駆使して作る燻製つまみは常時15種以上。1週間以上ハーブ塩に漬けたあと桜のチップで燻す自家製ベーコン500円に加え、刺し身やうなぎ各500円、たまねぎ天300円など珍しい燻製も。スモーキーなつまみとピートの効いたウイスキーやハイボールを合わせれば、香りの二重奏に恍惚。

ひとり客が多く「ここで知り合いが増えた」という常連も。
ひとり客が多く「ここで知り合いが増えた」という常連も。
ウイスキー約20種、ハイボール3種を用意。
ウイスキー約20種、ハイボール3種を用意。

『コックダイナー離』店舗詳細

住所:千葉県船橋市本町1-13-23 下田ビル1F/営業時間:16:00~翌1:00/定休日:無/アクセス:京成本線京成船橋駅から徒歩1分

ワンコインでプレミア酒の幸福『立ち飲み日本酒 2。2 坪』

「唎き酒師の主人が仕入れ担当です」とママ。
「唎き酒師の主人が仕入れ担当です」とママ。

日替わりで約20種そろう日本酒リストを見ると、当日は十四代や田酒の文字が! 希少銘柄もすべて90mL500円均一という安さに驚く(熱燗・ぬる燗は180mL1000円)。「ビールや焼酎は置かず日本酒一筋。国酒である日本酒好きの人を増やしたいんです」と市道喜美代ママ。つまみのたたみいわしを卓上七輪で炙れば、香ばしい匂いだけでまず一杯。頃合いで口に運び、地酒を傾ければイワシの旨味が膨ふくらみ口内調理の完成!

焼きアジなど9種から選べる炙りメニュー3種盛600円、田酒の小茄子からし漬け400円。十四代純米吟醸龍の落とし子500円。
焼きアジなど9種から選べる炙りメニュー3種盛600円、田酒の小茄子からし漬け400円。十四代純米吟醸龍の落とし子500円。
広さは4畳半(2.2坪)。
広さは4畳半(2.2坪)。

『立ち飲み日本酒 2。2 坪』店舗詳細

住所:千葉県船橋市本町4-42-14/営業時間:17:00~24:00/定休日:日・祝/アクセス:京成本線京成船橋駅から徒歩2分

電車の音と常連の会話が心地よいBGM『町かど酒場 TIPSY』

常連同士仲がいい。振り返れば総武線。
常連同士仲がいい。振り返れば総武線。

「バーホッピング文化を津田沼にも根付かせたくてノーチャージの立ち飲みを始めました」と店長の森琢人さん。黒板の日替わりメニューを見れば、山形のだし冷奴350円やツナ缶アヒージョ390円などつまみも酒も大体500円以下ではしごしやすい価格だ。森さんは隣の『Ann’sBar(アンズバー)』での店長経歴もあり「味噌カルボナーラなどフード類もうまい」と常連が太鼓判。気さくな常連や店長とワイワイ飲むのが楽しく、はしごのはずがつい長居。

季節の魚のカルパッチョ450円、習志野ソーセージ550円。後味さわやかなフレーバービアカクテル泡沫(うたかた)490円。
季節の魚のカルパッチョ450円、習志野ソーセージ550円。後味さわやかなフレーバービアカクテル泡沫(うたかた)490円。
店の前にはTIPSY缶バッジのガチャガチャ。
店の前にはTIPSY缶バッジのガチャガチャ。

『町かど酒場 TIPSY』店舗詳細

住所:千葉県船橋市前原西2-8-7 ダイワティアラ津田沼V 1F/営業時間:171:00~翌1:00/定休日:日/アクセス:JR総武線津田沼駅から徒歩3分

鶏の油を注ぎ、炎の中で焼きあげる絶品のももやき『骨付地鳥炭焼 日向 船橋店』

名物ももやきは「おやどり」「ひなどり」「ひなどりバターペッパー」の3種類がある。写真はひなどりのもも焼き1980円。
名物ももやきは「おやどり」「ひなどり」「ひなどりバターペッパー」の3種類がある。写真はひなどりのもも焼き1980円。

宮崎名物の地鳥の炭焼きをいち早く県外に持ち出したのがこの店。鉄板の上で湯気を立てる熱々の「名物ももやき」は、コリコリとした食感の中から旨味が詰まった肉汁があふれ出す。見た目こそ煤のような黒さがあるが、この表面の風味がまた絶妙なのだ。鶏肉は全て宮崎県から仕入れた地鶏で、30年以上にわたって信頼を預けている養鶏場から直送している。佐藤 黒や黒霧島、山ねこなど九州産の焼酎もそろう。

油を注ぐと一気に炎が上がり、煙が立ち上る。熟練の技が必須の調理法だ。
油を注ぐと一気に炎が上がり、煙が立ち上る。熟練の技が必須の調理法だ。
店内は木の風合いを生かしたテーブルや、ゆったりとくつろげるソファ席もある。2〜4人まで囲めるテーブル席が7卓。
店内は木の風合いを生かしたテーブルや、ゆったりとくつろげるソファ席もある。2〜4人まで囲めるテーブル席が7卓。

『骨付地鳥炭焼 日向 船橋店』店舗詳細

行きつけに加えたい、懐かしい香りの焼き鳥屋『鳥一』

左から砂肝180円、手羽先300円、たたき180円、やきとり180円、鳥もつ180円。
左から砂肝180円、手羽先300円、たたき180円、やきとり180円、鳥もつ180円。

京成船橋駅前に赤提灯をひとつ掲げる創業1973年の焼き鳥店。暖簾(のれん)をくぐると、威勢の良い「いらっしゃいませ!」の声に迎えられる。令和から一気に昭和40年代へタイムスリップしたような店内には、「板垂れ」と呼ばれるメニューが記された木札がずらり。鶏肉の鮮度の良さが実感できる鳥わさ、備長炭でじっくりと焼き上げる焼き鳥、寒い季節には煮込み料理も出しており、ビールが進むこと請け合いだ。

一口大に切られた半生の鳥わさ550円。肉の下にワサビ醤油がある。
一口大に切られた半生の鳥わさ550円。肉の下にワサビ醤油がある。
赤ちょうちんに格子の引き戸。風格も感じる渋めの佇まい。
赤ちょうちんに格子の引き戸。風格も感じる渋めの佇まい。

『鳥一』店舗詳細

住所:千葉県船橋市本町1-32-2/営業時間:16:30~22:30(土は〜22:00) /定休日:日・祝/アクセス:京成電鉄京成本線京成船橋駅から徒歩1分

取材・文=鈴木健太 、新井鏡子 撮影=山出高士、丸毛透、新井鏡子