昔ながらの喫茶店 友路有 赤羽本店

コーヒーだけじゃない!毎日通える「いつもの喫茶店」

独立した席が多くゆったりした店内。喫煙は喫煙ボックス内へ。

「喫茶店は日本の文化」をコンセプトに、コーヒーから定食まで多種多様なメニューが揃う。早朝5時30分から22時までという長い営業時間内、客足が絶えることがない“いつもの”店だ。こだわりのブレンドコーヒーは、友路有専用に焙煎しているオリジナル。すっきりとした苦味で飲みやすいが、この店に来たなら、トーストやナポリタン、定食を楽しみたい。

パスタランチは930円でサラダ、スープ、飲み物が付く。

真っ赤な色のナポリタンが喫茶店らしい。ケチャップでの味付けかと思ったら、自家製のピザソースを使っているという。具はベーコン、玉ねぎ、ピーマンと、エビが入っているのがちょっと贅沢な感じだ。自家製のソースはコクがあり、なかなか食べごたえのある味。玉ねぎの甘味とピーマンがいいアクセントだ。サラダとスープが付くのでバランスもいい。

幅広いメニューの定食で人気なのは、その日によって変わる焼き魚定食。きちんとした栄養バランスのメニューを提供し、毎日来てもらいたいという店のこだわりが感じられる。徹底的に「いつもの喫茶店」を貫く店だ。

『昔ながらの喫茶店 友路有 赤羽本店』店舗詳細

梅の木 新館

進化を続ける老舗喫茶は、赤羽の歴史とともに

ゆったりした席の店内。照明の明るさもちょうどいい。

初代と家族で営んでいたのが、創業約75年の『梅の木本館』。1985年に『梅の木新館』が開店した。本館と新館は、初代の息子二人がそれぞれ営み、お互いが自由に作り上げてきた。

新館は2階にあり、窓が大きいため、シックなアンティーク調だが明るさも十分。天井が高く広々としていて、ゆったりと寛げる雰囲気だ。お代わり半額サービスなど、喫茶店らしいサービスも。コロンビア、ブラジル、マンデリン、モカ、インドネシアロブの5種を配合したブレンドが自慢。1階の焙煎機で生豆から自家焙煎し、すぐに冷凍して保管するので鮮度が保たれる。

アイスコーヒー480円。ガムシロ抜きの場合はシェイクしないので泡立たない。

泡が立った名物のアイスコーヒーは、ブレンドよりもインドネシアロブを深く焙煎していて、より深いコクが味わえる。ガムシロップを入れてシェイカーで混ぜてあるので、深く濃い味わいの中、ほんのりとしたやさしい甘みが特徴だ。

最近は小倉トーストがメニューに加えられ、とても人気だという。バターを塗ったトーストの上にあんこがたっぷり。甘さとしょっぱさが絶妙で、和風なのにコーヒーとの相性もいい。玉子と小倉トーストと飲み物がセットになった小倉モーニングとしても人気だという。

小倉トースト250円。軽食やおやつにもぴったり。

『梅の木 新館』店舗詳細

住所:東京都北区赤羽1-2-3 2F/営業時間:8:30~21:00/定休日:日/アクセス:JR赤羽駅から徒歩1分

純喫茶 デア

赤羽で約40年。変わらぬ味と雰囲気を楽しめる純喫茶

落ち着いたシックな内装。

往年の映画音楽をBGMに深煎りのコーヒーの香りが漂う、1983年創業の歴史ある純喫茶。オープン数年後に変えた壁紙以外はすべてそのままというインテリアには、なぜか懐かしさを感じずにはいられない。

朝は豆を粗く碾くところから始まる。かなり濃い味のブレンドは、キリマンジャロ、ブラジル、モカ、ブルーマウンテン、マンダリンを配合。味は長年変わらないという。

シンプルな白い器がシックな内装に映える。ブレンドコーヒー480円。

軽食で人気なのはやっぱりオムライス。定番のケチャップ味は、鶏肉、玉ねぎ、ピーマンのケチャップライスが入っている。しっとりちょっと濃いめの味が喫茶店らしい。ケチャップ味の他、カレーピラフの入るカレー味と、塩コショウで味付けたピラフの入るマイルド味が選べる。どちらも玉子の上にはパセリのみなので、ケチャップが苦手な人に人気があるそう。ゆったりと静かな時間を楽しみたい店だ。

ケチャップ味のオムライス。スープとドリンクが付いて910円。コーヒーか紅茶が選べる。

『純喫茶 デア』店舗詳細

取材・文・撮影=ミヤウチマサコ