麺処 夏海

進化を止めないラーメン店

全部のせ特製塩ラーメン1050円。縮れ麺と細麺から選べる。

店主は人気店『麺処 ほん田』出身。故郷、新潟の生姜醤油ラーメンを独自の解釈で進化させたラーメンや、日替わりや月一の限定ラーメンを出すなど、新しい味の追求に余念がない。特製塩ラーメンのスープは、鶏、豚など動物系をメインに、煮干しやホタテ、鯛など魚介から出汁をとり、あっさりしていながら深みのある味を出している。香味ダレに漬け込んだレアチャーシューや、脂身の多い肩ロースを吊し焼きにしたチャーシューなど、3種のチャーシューも絶品。

達筆のお品書きは、大東文化大学の先生が書いてくれている。
カウンター10席。昼時には常連さんで埋まる。
住所:東京都北区赤羽1-18-4/営業時間:11:00~15:00・18:00~22:00/定休日:無休/アクセス:JR赤羽駅から徒歩3分

麺や さい門

フレンチの技法を駆使したラーメン

鮮やかなオレンジ色のオマール海老味噌味玉ラーメン980円。

2019年12月にオープン。店名の「さい門」は、料理人であるサイモンさんの名前から。サイモンさんは、故郷のオーストラリアで奥様の須永有沙さんと出会って日本へ移住。フランス料理とラーメンを学んだ後、夫婦で出店した。来日してからはさまざまなラーメンを食べ歩き、研究したという大のラーメン好きだ。人気はスープに濃厚な海老の旨みが凝縮された、オマール海老味噌ラーメン。サイモンさんが学んだフランス料理の知識を生かして作り上げた珠玉の一杯だ。

現在はカウンター9席。シンプルで清潔感あふれる店内。
シェフのサイモンさんと奥様の須永有紗(すながありさ)さん。
住所:東京都北区赤羽西1-4-15/営業時間:11:00~15:00・17:30~21:30(日は11:00~15:00)/定休日:月/アクセス:JR赤羽駅からすぐ

自家製麺ほうきぼし

一度食べたら忘れられない担々麺

基本の汁なし担々麺880円。テイクアウト900円もおすすめ。

店主の毛利友紀乃さんが、まだ10代でオープンさせた店。中華料理店を営んでいた祖父の影響で、辛い物のなかでも、特に担々麺が好きだった毛利さん。母の後押しもあり、オリジナルの担々麺を作り上げた。看板料理となった汁なし担々麺は、担々麺には珍しい太麺を使用。歯応えがある手打ちのような麺に、ラー油や特製ダレがよく絡み、ナッツや揚げ麺の食感もいい。コクの強いゴマや、花椒の香りも食欲をそそる。思わず箸が止まらなくほどのおいしさだ。

店主の毛利友紀乃さん。現在は横浜の関内店で腕を振るうかたわら、新店舗オープンに向けて企画プロデュース中。
赤やピンクが基調のアジアンな雰囲気の内装。かわいい。
住所:東京都北区赤羽1-3-2/営業時間:11:00~15:00・18:00~21:00/定休日:月(月ごとに変動あり。要確認)/アクセス:JR赤羽駅から徒歩3分

麺 高はし

飲み屋街の外れに行列ができる

肉入りつけそば950円。麺は210g、チャーシューは肩ロース。

飲み屋街の一角にある店主ひとりで営む店。つけそば(つけ麺)が人気で、常に数人の行列ができるほど。創業以来使っているという浅草開化楼の麺は210gとボリュームたっぷり。つゆはじっくり煮込んだモミジと魚介がベース。つゆにありがちな甘さや酸味はなく、魚介の香ばしさや脂の旨みが際立つ。麺を食べ終わったタイミングで小鉢に入ったスープがすっと出てくる。つゆに入れて、スープ割りを楽しむのがこの店の流儀。

現在(2020年7月)は、カウンター6席。ちょうどいい間隔だ。
ひっそりとした佇まい。
住所:東京都北区赤羽1-38-10 内山ビル1F/営業時間:11:00~13:20・17:20~18:20(土・祝は10:30~12:30。売り切れ次第閉店)/定休日:日(土・祝不定)/アクセス:JR赤羽駅から徒歩5分

取材・文・撮影=新井鏡子

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