お昼メニューは全品もちもちうどん付き『三冨魯久汁八』

三越前駅からすぐ、日本橋室町のむろまち小路から路地をすこし入ったところにある、青森の「旨いもの」を発信する和食店。青森から直送される食材を使った料理が堪能できる。丸の内からでも徒歩圏内だ。
お昼のメニューはお刺身定食や漬け丼、煮魚などの魚料理のほか、ステーキやしゃぶしゃぶなどの肉料理も楽しめる。

人気の漬け丼の漬け醤油は、醤油に酒とみりんを合わせて2週間ほど寝かせたもの。普通の醤油よりあじがとがっておらず、まろやかな味わいだ。

お米は青森のブランド米「晴天の霹靂」。そして、定食に付いてくる味噌汁のように、お昼のメニューすべてにうどんが付いてくる。店のオリジナルレシピで作られたうどんはもっちもちで、最高の食感と食べ応え。

うどんのお出汁は鶏ベースで、鶏の甘みがあり、「うどんに負けないように」しっかりとした味付けとなっている。

青森の旬の食材で作られたづけ丼ぶり。
青森の旬の食材で作られたづけ丼ぶり。
お昼のメニューにはうどんがセットで付いてくる。
お昼のメニューにはうどんがセットで付いてくる。
手早く無駄のない動きで美しい料理ができあがっていく。
手早く無駄のない動きで美しい料理ができあがっていく。

『三冨魯久汁八』店舗詳細

住所:東京都中央区日本橋室町1-11-6/営業時間:11:00~15:00・17:30~23:00 (土・日・祝は11:00~15:00)/定休日:不定/アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線三越前駅からすぐ

本格的な石臼挽きの手打ち蕎麦『日本橋 室町 紅葉川』

『日本橋 室町 紅葉川』は、大正期の初頭に創業した老舗。自家製粉のそばと柔らかくておいしい京都の鴨を使った鴨せいろは、名店ひしめく日本橋界隈でも人気が高い。店頭の石臼で毎日挽くそば粉は、黒い外皮以外は、すべての部分を使った全粒粉だ。ほのかな香りを守るため1分間に12回転とたっぷり時間をかけている。

挽きたて、打ちたて、ゆでたてのそばが運ばれてきたら、まずはひとくち、何もつけずにそばだけを食べてみよう。冷水できゅっとしめられたそばはひんやりとして、しっかりとしたコシがある。喉を通り過ぎていくときに、繊細なそばの香りがふわりと立つ。次に、細かい油がキラキラと輝く鴨汁にくぐらせてすすると、鴨の旨味をまとったそばは、ますます勢いづいて胃袋に駆け下っていく。

汁の中には、この店ならではのスライスされた鴨肉と大ぶりなつくねが入っていて、繊細なそばとの相性が素晴らしい。二度三度と通いたくなる逸品だ。

スライスした鴨肉がたっぷりの鴨せいろ1440円。
スライスした鴨肉がたっぷりの鴨せいろ1440円。
創業100年以上。伝統ある堂々とした外観。
創業100年以上。伝統ある堂々とした外観。
北海道石狩沼田産キタワセ種のそばの実。
北海道石狩沼田産キタワセ種のそばの実。

『日本橋 室町 紅葉川』店舗詳細

住所:東京都中央区日本橋室町1-2-4 三越SDビル1F/営業時間:11:00~15:00・17:00~20:40LO(土・日・祝は11:00~15:00)/定休日:無/アクセス:地下鉄半蔵門線・銀座線三越前駅から徒歩3分、地下鉄東西線日本橋駅から徒歩4分

専門店の極上の焼き鳥をランチで堪能『京橋 伊勢廣』

最寄り駅は京橋、日本橋界隈から歩いても5~6分ほど。中央通りから路地に入ると、『京橋 伊勢廣』の 暖簾が揺れている。

創業は大正10年、老舗の焼き鳥専門店で、夜は要予約の焼き鳥コース料理のみ。接待に使われることの多い名店も、ランチは1000円台から極上の焼き鳥を堪能できる。
鶏は、『伊勢廣』の求める肉を知り尽くした問屋から、健康にすくすく育ったおいしい肉だけが毎朝届き、全員で串打ちする。創業当初から変わらぬ「おいしく楽しく鶏を食べてほしい」という思いに貫かれた焼き鳥は、今まで食べたことのない別次元の味わい。

しっとりとしたささみにはおろしたてのワサビが添えられ、プリッとしたもも肉はかむと肉汁があふれ出す。口の中でほろほろとほどける、つなぎを入れずに焼いた団子(つくね)も忘れられない。焼き鳥を味わうだけでなく、心地よく過ごせる店内空間づくりにも心を砕く。親子3代で通っている常連も多い名店。

焼き鳥4本丼1600円、レバー好きなら5本丼1900円。
焼き鳥4本丼1600円、レバー好きなら5本丼1900円。
火力の強い姥目樫備長炭で絶妙な焼き上がりに仕上げる。
火力の強い姥目樫備長炭で絶妙な焼き上がりに仕上げる。
大切に受け継がれる伝統のたれ。
大切に受け継がれる伝統のたれ。

『京橋 伊勢廣』店舗詳細

住所:東京都中央区京橋1-4-9/営業時間:11:30~14:00・16:30~21:00(土は16:30~20:30)/定休日:日・祝/アクセス:地下鉄銀座線京橋駅から徒歩3分、JR東京駅から徒歩5分、地下鉄銀座線・東西線日本橋駅から徒歩8分

リーズナブルにこだわりの洋食が楽しめる『レストラン 東洋』

『レストラン 東洋』として創業したのは昭和41年。日本橋交差点からほんの十数メートル、日本橋の中心で50年以上営業を続ける歴史ある洋食店。

中央通りを見下ろす2階のレストランからは、日本橋の賑わいが眺められる。はじめてここでエビフライやビーフシチューを食べたという人もいたとのこと。

ランチタイムにはリーズナブルな価格で大満足の洋食が提供されている。素材はもとよりデミグラスソースやベシャメルソース、タルタルソースなど手作りにこだわった料理は長年愛され続け、以前日本橋で働いていたシニアの皆さんもこの変わらない味と昔からのスタッフを懐かしみ定期的にここを訪れる。

海老フライ2本と目玉焼きハンバーグのBランチ1000円
海老フライ2本と目玉焼きハンバーグのBランチ1000円
日本橋交差点のすぐ近く。歴史を感じさせる緑の大きな看板が目印。
日本橋交差点のすぐ近く。歴史を感じさせる緑の大きな看板が目印。
入り口のサンプルケースを眺めれば食欲が刺激される。
入り口のサンプルケースを眺めれば食欲が刺激される。

『レストラン 東洋』店舗詳細

住所:東京都中央区日本橋1-2-10 東洋ビル/営業時間:11:00~23:00(土・祝は11:00~17:00)/定休日:日・第3土/アクセス:地下鉄日本橋駅より徒歩2分

これぞ魚のお昼ご飯を提供する老舗『季節料理 いし井』

日本橋駅から徒歩数分。小さな路地の地下にある『季節料理 いし井』。ここは創業40周年をこえる知る人ぞ知る名店。毎日、絶品の魚のお昼ご飯を求めて日本橋で働く多くの人々が訪れる。多い時には6回転、7回転するという人気ぶり。

一年を通して変わらないメニューが、同じ値段で提供されているのもうれしい。魚へのこだわりはもちろんだが、ご飯やみそ汁への気遣いが人気の秘訣。常に炊き立てご飯を提供するため、お昼だけで6回程度ご飯を炊く。ここでしか昼食を食べないという超常連さんも少なくないとのこと。

口コミでうわさは広がり、今では4割程度が女性のお客様であるとのこと。良いご飯を食べたいという方におすすめだ。

ツマもおいしくいただける刺身定食1150円。
ツマもおいしくいただける刺身定食1150円。
脂がのり、ご飯がとまらない銀ひらすの定食1150円。
脂がのり、ご飯がとまらない銀ひらすの定食1150円。
お昼時はカウンターと3つのテーブルが満員になる。
お昼時はカウンターと3つのテーブルが満員になる。

『季節料理 いし井』店舗詳細

住所:東京都中央区日本橋2-2-15 B1F/営業時間:11:00〜14:00・17:30~22:00/定休日:日・祝/アクセス:地下鉄日本橋駅から徒歩3分

構成=取材・文・撮影=丸山美紀(アート・サプライ)、夏井誠、松本美和