この中で数々の修行生が登場しますが、エリートサラリーマンだった石川聡さんと同じく脱サラで東大卒という津村進さんの2名も厳しい修行に耐えていきます。

吉村実さんは殴る蹴る暴言は当たり前というスパルタ教育。テレビを意識してやったとも言っているようですが現在ならとても放送できないような内容ですね。

この石川さんと津村さんが、吉村家が横浜に移転するタイミングで共同経営という形で立ち上げたのが杉田家。

先程の動画では番組の最後に杉田家のオープンの様子も紹介されています。旧吉村家の客を引き継ぐ形で最初から繁盛していました。

番組では杉田家は石川さんと津村さん夫婦が切り盛りしているという形で終わったのですが、杉田家はその後津村さんが仕切ることになったようです。

詳しい経緯は不明ですが、石川さんは2001年に完全独立して町田に「ときわ家」をオープン。さらに2005年に「ときわ家 帝京大学前店」をオープン。

しかし、「ときわ家」は本店も支店も2011年に閉店してしまいます。その後の消息は不明とか。

一方で「杉田家」は2011年に千葉に2号店をオープン。当初は津村さんが両店の店長を兼務していたそうですが、現在は津村さんの子息が店長。

そして今回2022年3月18日に「杉田家」の3号店、千葉2号店の「杉田家 千葉駅前店」がオープンしました。

自分は杉田家は未訪問。先日の日中、千葉に近い所に用事があったので、帰りに「杉田家」に立ち寄ろうと思っていたのですが、元からあった「杉田家 千葉店」は駅から結構遠いらしい。

ということで、比較的千葉駅から近そうな「杉田家 千葉駅前店」を訪問することにしました。

最近、吉村家直系の新店としては2022年3月26日オープンした「ラーメン 環2家」川崎店に行ってきたばかり。

ラーメン・のり・ほうれん草@ラーメン 環2家 川崎
ラーメン・のり・ほうれん草@ラーメン 環2家 川崎

「環2家」も直系らしく醤油がキリッとしていてしょっぱ目ですが、今回の「杉田家」はすごくマイルド。こちらの方が好みでした。

しょっぱ目だと豚骨など動物スープの旨味が味わいずらいので。わざわざ遠征した甲斐がありました。

ラーメン 杉田家 千葉駅前店の外観、メニュー、店内の雰囲気

JR千葉駅。数回訪問したことがあるはずがかなり前だったよう。かなり近代的な感じに様変わりしていました。まるで初めて来たような感じ。

駅に着いてGoogle Mapを確認。杉田家は「千葉駅前店」という名称なので駅近と思いきや結構歩きます。

道路は幅広でモノレールは高所。圧迫感がなく良い感じです。

かなり広い「千葉市中央公園」に到着。そこから「杉田家」という文字が電飾で光っているのが見えました。

土曜日の18時半。行列は覚悟していましたがすんなり入れそう。ラッキー。

ラーメン 杉田家 千葉駅前店 の外観
ラーメン 杉田家 千葉駅前店 の外観

ただ帰り際はこんな感じで行列になっていたのでタイミングが良かっただけかもしれません。

ラーメン 杉田家 千葉駅前店 行列の様子
ラーメン 杉田家 千葉駅前店 行列の様子

川崎の「ラーメン 環2家」でも見かけた「お客様は我が味の師なり 家系総本山 統将 吉村 実」の文字。

あまり意識したことがなかったのですが、これがあるのが吉村家直系の目印なんでしょうか?

さて、入店。券売機前で少し人が並んでいます。そこである貼り紙を発見。

現在、全国的に鶏油が不足がしております。その関係上、暫くの間、油多めの対応が出来なくなります。申し訳ございません。

このような内容の事が書かれていました。鶏油不足は噂には聞いていましたが。最近直系店は「味薄め+油多め」が良いと思っていたので残念。仕方ないので「味薄め」だけの注文にします。

ただ、最初にも書いた通り、食べた感じ「杉田家」はしょっぱ目ではなさそうなので、自分のようにしょっぱ目苦手な人も普通の注文で大丈夫な気がしました。

券売機は「環2家」でも見かけたもの。

ラーメン 杉田家 千葉駅前店 行列の券売機
ラーメン 杉田家 千葉駅前店 行列の券売機

券売機も仕入先が決まっているのでしょうか?

ラーメン並(750円)にのり(100円)と味玉(100円)をの食券を購入。いつもはほうれん草にするのですが、「青菜」という表記だったので遠慮することに。「青菜」の意味は後で分かります。

卓上調味料は控えめ。

卓上調味料きざみ生姜。豆板醤、おろし生姜、行者にんにく、胡椒、酢。

やたらと卓上調味料が多いのが吉村家および直系の決まりごとかと思っていたのですがそんなことはなさそうです。個人的にはゴマのミルがないのが残念。

上を見上げると吉村家直系店の店主からの色紙が飾られています。

吉村家創業者で現在吉村家会長のご存知吉村 実さん、吉村実さんの長男で現在吉村家社長兼吉村家店長の吉村 政和さんからのものもあります。

色紙はこの他「上越家」「高松家」「厚木家」(吉村さんの次男が店長)「はじめ家」「末廣家」の名前を確認できました。

厨房は6名ほど。白いTシャツにねじり鉢巻の吉村家定番スタイル。体育会の元気な接客ですが以前の六角家のような威圧感はありません。麺を平ザルで上げているのも間近で目にすることができます。

体感で着席から7分くらいでラーメンがやってきました。

ラーメン 杉田家 千葉駅前店 で頂いた ラーメン並 のり 味玉

定番の黒い丼。お皿はなし。

うん?野菜は小松菜?

ラーメン並 のり 味玉@ラーメン 杉田家 千葉駅前店
ラーメン並 のり 味玉@ラーメン 杉田家 千葉駅前店

家系では青菜はほうれん草のみと思っていましたが、小松菜で代用する事もあるようです。なるほどだから有料トッピングも「青菜」だったのか。

具はその小松菜に海苔、チャーシュー、ネギ、それに有料トッピングの味玉。

さて、スープから頂きます。

おおっ、円やか。「味薄め」にしたので本当にしょっぱさはないですが、動物系の旨味がしっかり。この方が良いよなぁと思います。もちろん個人的な好みですが。

しばらくレンゲが止まりません。これは家系では珍しいこと。

麺は直系定番の酒井製麺の中太麺。おそらく杉印と呼ばれる短めのもの。もっちりしていて食感が良い。先日食べた「環2家」でも同じ麺を使っているはずですが印象はかなり違います。

やはり麺は生き物ですね。

それはともかくスープと麺がバッチリでここまでとても好印象。

小松菜は苦いので個人的にはやはり甘いほうれん草の方が良いかな。味玉はまずまず味が染み込んでいて美味しい。

そしてチャーシュー。

直系ならではの燻製チャーシューですがかなり完成度が高い。柔らかくて噛みやすく厚みもあって味もしっかり。スープとのからみも良いですね。

美味しく完食。

千葉の杉田家もそうですが、横浜の杉田家も行かないとな。遠いとはいえ自宅から電車一本なので。今度時間を見つけて訪問したいと思います。

ラーメン 杉田家 千葉駅前店 の行き方、営業時間、食べログ採点

〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央2丁目2−6 マコトヤビル 1F

1番近いのは千葉都市モノレールの葭川公園(よしかわこうえん)で徒歩数分。JR千葉駅からは徒歩10分くらいでした。

【 ラーメン 杉田家 千葉駅前店 の営業時間 】

11:00~23:00

定休日 月曜日

取材・文・撮影=しげP(東京たべある記)