鎌倉の記事一覧

21〜40件(全41件)
noimage
源氏山はなぜ「源氏」と名付けられたのか?頼朝ゆかりのパワースポットとは?~鎌倉幕府の黎明期が見えてくる!扇ガ谷まるごと散策コース~
治承4年(1180)8月17日、頼朝はまず伊豆で挙兵する。だが8月23日には石橋山での戦いに敗れ安房国に逃走。そこで再起を図り、源氏の嫡流という権威を武器にして多くの東国武士団から支持を獲得する。そして自らの拠点を先祖伝来の地・鎌倉と定め、10月6日には鎌倉入りを果たしたのである。その源氏ゆかりの地一帯が、今の扇ガ谷だ。11月には和田義盛を、御家人の統率と軍事指揮を職務とする侍所別当に任命。さらに八幡宮の東側に位置する大倉の地に、政治の中枢となる御所(政庁)を置いた。こうして内乱中にもかかわらず、頼朝は新たな支配体制の足場を、着実に固めていった。
noimage
源頼朝が鎌倉に作った御所。その大きさはどれくらいだったのか? 大倉幕府跡と若宮大路幕府跡を巡り、鎌倉の歴史に触れる
源頼朝により日本史上初の武家政権が樹立され、鎌倉がその中枢の地として選ばれた。なぜ鎌倉が選ばれたかについては、この散歩シリーズの第1回目で触れているので、ぜひ参照してほしい。現在も鎌倉に足を運べば、過去の歴史を伝える遺構や遺物とともに、人々が暮らしている光景と触れ合える。それだけに、街中のいたる所で当時の姿を思い起こさせてくれるのだ。同じように市中に多くの史跡が点在する京都と比べると、鎌倉は見どころが集約されているのもうれしい。今回は、そんな鎌倉らしいコンパクトな史跡巡りを、堪能してみることにしよう。
noimage
なぜ、頼朝は鎌倉を選んだのか? 源氏ゆかりの小社と、切通しから見えてくるもの
1192年=いいクニ作ろう鎌倉幕府。日本史上初の武家政権である鎌倉幕府の始まりは、このようなめでたい語呂合わせで覚えこまされた。しかし近年、1185年=いいハコ作ろう鎌倉幕府、というように変わっている。というのも幕府の政治体制は、源頼朝が以仁王(もちひとおう)の令旨を受け挙兵した治承4年(1180)から整えられていった、そう見るのが妥当と考えられるようになったからだという。この年には、幕府の主要機関となる侍所(さむらいどころ)が設置された。その初代別当に和田義盛を起用。こうして頼朝を頂点とした「御恩と奉公」という武家政権の形が、少しずつではあるが定まっていき、東国中心だった頼朝の支配体制が、ついに西国にまで及んだのが文治元年(1185)。そのため、この年が鎌倉幕府成立年とされたというわけ。 そんなこむずかしい話はともかく、歴史は時代とともに解釈が変わるもの。それでも、歴史的な事件が起こったとされる“現場”に足を運ぶのは面白い。そこで好調なスタートを切った大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にあやかり、鎌倉幕府の黎明期にまつわる魅力的な現場を、少なくとも13カ所以上は巡ってみましょう!
noimage
観光地・鎌倉美味しい居酒屋おすすめ10店。地元民御用達の名居酒屋は夜になると一変、イイ雰囲気に。
日中に多くの観光客で賑わう街・鎌倉。神社や雑貨店、小町通りでの食べ歩きなど様々な楽しみ方がある観光色の強い街ですが、夜になると雰囲気が一変。落ち着いた雰囲気の街に様変わりするのです。観光地ながら、実は安くておいしい地元に愛されている呑み処が多い鎌倉。とはいえ観光客向けの店も多い観光地では、地元の人でない限りどのお店がそうなのかを見抜くのは難しいものです。そんな人に教えたい、鎌倉の居酒屋をご紹介。
noimage
鎌倉の7つの切通し、鎌倉七口を歩いてみよう。
北鎌倉駅から建長寺方面へ。平日だというのに観光客が多い。横須賀線の踏切を渡るとその先は建長寺。寺に行く手前の路地に入ると、観光客は誰もいなくなった。緩い舗装の坂道を上がっていくと七口の一つ、亀ヶ谷坂切通しに差し掛かる。頼朝の時代、北部から鎌倉に入るルートはここだけだったようだ。切通しの一番高い峠付近は、岩壁が露出している。そこの岩をくりぬいて六地蔵を祀ってあった。住宅地へ下りて、次は化粧坂切通しへと向かう。化粧坂は現地の石柱には 「假粧坂」 と刻まれていた。仮の旧字だが、切通しにはこの旧字が似合うような気がする。滑りやすい岩の坂を上がり切る。左に行けば頼朝像のある源氏山公園、右に行けば銭洗弁天だが、道を横切直進すると、かなり急な下り道。 ここが七曲りといわれる化粧坂の坂だが、あまり歩かれてはいないようだ。坂道を下りると民家の脇に出る。また住宅地の中を歩いて佐助稲荷神社へ。本殿の裏手から急坂を上がると大仏ハイキングコース。アップダウンを繰り返してコース終盤、大仏隧道(ずいどう)へ下りる手前から大仏切通しへ入る。道を整備したので今は入り口もわかりやすいが、以前は入り口を探すのにも苦労したものだ。木の階段を上がって進んでいくと、両側が切れ落ちた岩壁。切り通しの見本のようなものだ。いつ来ても七口こそが、鎌倉が鎌倉である証しと思ってしまうのは筆者だけだろうか。鎌倉駅からバスに乗って朝比奈バス停まで移動。朝夷奈切通しを歩き、巡礼古道から名越切通しへ向かうルート。県道から朝夷奈切通し方面に行く道に入り、横浜横須賀道路を潜(くぐ)り抜けて行くと、そこは800年の時空を超えた世界への入り口である。道はまっすぐではなくやや曲がりながら先へと通じている。両脇は崖のようになっている、まさに掘削した切通し。最初に小切通しという切通し。両脇を岩肌で囲まれ、今にも武者が出てくるような雰囲気がある。その先の市の境界線上にある峠には、大切通しと呼ばれるグッとくる切通しも出てくる。六浦と鎌倉幕府を結ぶこの道は、七口のなかでも物資を運ぶ最重要道だったようだ。六浦からは塩なども運んだ生活の道でありながら、防御の道でもあったので、切通しの上には敵を討つための平場が存在した。峠からは下りにかかる。道はわりとまっすぐで道幅も広い。これは鎌倉時代から年月を経た後、主に輸送を考えて広げられたように思える。三郎の滝へ出て、ようやく時代を下り現代の住宅地へと戻ってきた。その後、報国寺の手前から巡礼古道と呼ばれる、かつては杉本寺から逗子市の岩殿寺へ通じる古道から、名越切通しを通り鎌倉駅へと戻った。七口に代表される800年ほど前の過去と現在が隣り合わせに存在する鎌倉。過去と現在を行ったり来たりできる、まるでタイムマシンのような古都ではないか。
noimage
長谷駅からはじめる鎌倉・長谷・江ノ島さんぽ 〜見どころ満載の江ノ電沿線の古刹めぐり〜
鎌倉文学館を見て、高徳院、長谷寺、光則寺と、長谷の名刹を拝観したら江ノ電沿いの海岸線さんぽ。規模が大きく、見ごたえのある寺院が多いので、かなりの距離を歩くことになる。時間にも余裕をもって出かけたい。極楽寺から腰越までは江ノ電に乗るのも楽しい。
noimage
鎌倉的カレーとはなにか? その答えに導く3店を紹介します
実は隠れたカレー激戦区、鎌倉。カレーと古都。一見、相異なるもの同士がコラボすると、いったいどうなる? ただ旨いだけじゃ物足りない、「鎌倉ならでは」の個性派店を厳選してみました。
noimage
いろんな「大仏」を巡る旅と、味わい深い「中仏」との出会い
大仏が好きだ。大きな仏像は、見る者を圧倒する力を持っている。仏教に対する特別な信仰心がなくとも、無量の慈悲を感じてついつい手を合わせてしまう。奈良時代、度重なる政変や飢饉、地震に見舞われた聖武天皇が、大仏を建立したくなった気持ちもわからなくはない。仏が大きい、ただそれだけで何となく救われる思いがする。昔のチョコレートのCMではないが、まさに「大きいことはいいこと」なのだ。
noimage
パン、ドーナツ、和菓子……地元でも大評判! 食べ歩きにもぴったりな鎌倉の絶品テイクアウトグルメ
歴史的な神社仏閣が多く、海や山など自然も豊かな古都・鎌倉。おしゃれで小粋なお店が多く、豊かな食文化をもつ。そんな鎌倉で、素材にこだわったテイクアウトグルメはいかが? 家に持ち帰って、じっくり鎌倉味を堪能するもよし、食べ歩きをするもよし、小腹を満たして一服するもよし。軽食、甘いもの、和のテイスト……。鎌倉で立ち寄りたい、地元で評判のテイクアウトグルメをご紹介。
noimage
鎌倉のおいしい夜ごはん。一日の最後を飾る絶品ディナー3選!
古都、鎌倉の散策が終わったらそのまま帰ってしまうのは少しもったいない。鎌倉野菜や相模湾の海の幸など豊富な食材があふれる鎌倉には、夜ごはんが美味しいところも盛りだくさんだ。今回は鎌倉で味わいたい夜ご飯を3つご紹介。
noimage
鎌倉のゲストハウスで唯一無二の旅時間を
東京から電車で1時間ほどで行ける距離にある鎌倉。日帰りでしか訪れたことがないという方も多いのではないだろうか。そんな鎌倉には、“宿泊+α”の楽しみがあるゲストハウスが増えている。ゲストやローカルとの交流や、泊まりじゃないと見ることのできない鎌倉の夜と朝の様子などを通して、きっとこれまで体験したことのない鎌倉を味わうことができるはず……。
noimage
ふらっと気軽に立ち寄れる老舗『鎌倉 鉢の木 新館』でいただく、贅沢過ぎる本格会席ランチ。
文化人や海外の要人などに愛される、精進料理と会席料理の老舗『鎌倉 鉢の木』。今回は、会席料理を提供する『新館』で、予約なしでも気軽に食べられるランチメニューを頂いた。
noimage
北鎌倉駅からはじめる鶴岡八幡宮・源氏山散歩~歴史を映す寺社を巡る古都さんぽコース
北鎌倉駅に降りれば、目の前に円覚寺の緑が広がる。北鎌倉には名刹が多く、豊かな自然と相まって心が洗われる。鶴岡八幡宮に参詣したら源氏山方面に歩いてみよう。規模は小さいが趣のある寺ばかり。銭洗弁財天にお参りすれば、お金が増えるかも……。
noimage
お寺の境内にひっそりと佇むベーカリーレストラン。鎌倉『石窯ガーデンテラス』で堪能する欧風料理とスコティッシュガーデン
和洋それぞれの名店がひしめく鎌倉エリア。お寺巡りの前後に立ち寄るなら、ガラッと雰囲気を変えて、スコティッシュガーデンが美しいベーカリーレストランなんていかが?四季の花々が溢れるお庭を眺めながら、本格的な欧風料理とデザートを頂けば、日頃のストレスも吹き飛ぶというもの。浄妙寺の山門をくぐったら、いざレストラン探しに出発!
noimage
『ホテルメトロポリタン 鎌倉』に新江ノ島水族館チケット付き宿泊プランが登場!
JR横須賀線・江ノ電鎌倉駅東口から徒歩2分の『ホテルメトロポリタン 鎌倉』は、“⼼魅かれる新たな古都へ”がテーマ。木のぬくもりを感じるロビーや、全室禁煙で洗い場付きバスルームを完備し、湘南・鎌倉エリアの観光拠点に最適のホテルだ。
noimage
鎌倉アジサイの新名所を巡る。地元民おすすめスポットを紹介。
鎌倉散策と言えばアジサイ巡りは忘れがたい。長谷寺、明月院など有名な名所が数々あるが、実はガイドブックが教えてくれないスポットがまだまだたくさんある。地元カメラマンが教えてくれた、お寺、神社、公園、くらしの道を彩る7カ所を特別にご紹介!
noimage
古都・鎌倉で味わう昔懐かしの甘味
かつて鎌倉時代に政治の中心地として栄えた鎌倉には、その栄華の名残が今も随所に受け継がれる。長い歴史を持つ寺社も数多く、和の心を思い出させてくれる街でもある。そんな鎌倉を訪れたら、きっと誰もが食べたくなる絶品甘味を名物にする4店をご紹介。ひと口頬張れば、ノスタルジーな気分が広がりそう。
noimage
ツウだけど外さない! キラッと異彩を放つ鎌倉みやげ特集
名観光地だけあって、歩けばおいしいものだらけの鎌倉。訪れるたびに、誰かにも自分にもおみやげを買いたくなる。名物や定番もいいけれど、キラッと異彩を放つこんな品々もいかがでしょう? 鎌倉を訪れた際に、買いに行ってみたくなるツウなお土産を紹介。
noimage
鎌倉のおすすめランチ15選。地元食材を湘南の雰囲気とともに味わおう。
鎌倉には、イタリアンから和食、カレー屋さんまで、ジャンルを問わず多様なお店が軒を連ねている。それぞれのプロフェッショナルが地元鎌倉の食材をふんだんに使い振る舞う料理はどれも一級品ばかり。そんな店主のこだわりの詰まった絶品ランチをご紹介。
noimage
鎌倉の魅力あふれる雑貨店8選。馴染みのあるものからコアな品までジャンル多彩です!
有名な寺社仏閣や映える海岸線など、観光地として人気の鎌倉。この鎌倉には、数多くの雑貨店もあります。雑貨店とひと口に言っても、民芸品や器など馴染みのある品からこけし・マトリョーシカなどのコアな作品まで、ジャンルは多彩。日常にアクセントを加えてくれる魅力的な8店をご紹介します。観光とともに雑貨を求めて鎌倉散歩してみてはいかがですか。
PAGE TOP トップへ PAGE TOP 目次へ